先生と再会。〈Ren.N〉 (ページ33)

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れんさんとは、ボウリングや、カラオケが楽しめる
施設にやって来た。

ボウリングは、初心者だったけど、れんさんが丁寧にコツなど教えてくれて、大分上達して来た。

れんさんは、上手くてストライクばっかり取ってる。

その度にドヤ顔をする。

私だってストライク取るんだから…！！

｢…私ストライク取ります！｣

永瀬｢ふむふむ､頑張るんやな。笑｣

少し馬鹿にしたような口調で言う彼。

私は、無視してオレンジのボールを投げた。

どうか…！！

ボールは、少し右側に寄ってて取れないかなって思ったけど、ピンがスピンして、まさかのストライク…だった。

｢…やったぁぁぁ!!｣

私は、テンション上がっちゃって、子供みたいに
跳ねてしまった。

れんさんのところに行くと、

永瀬｢…よかったやん。笑｣

そう言って、少し驚いた様子の彼。

れんさんとハイタッチを交わした。

その後も、あと1ゲームぐらいして、ボウリングは、終わった。

結局、ストライクは奇跡のようなあの１回だけだった。

だけど、それでも嬉しかった。

れんさんに教えてもらったし、れんさんとの時間が楽しくて。

嫌なことなんて全くない。

その後は、ゲームセンターに行ったり、カラオケしたりと、楽しく過ごしてた。

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