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永瀬｢…そろそろ､その呼び方やめん？｣
その一言にびっくりした。固まってしまう。
だって、、そういうことだよね。。
永瀬｢…どしたー？笑 れんって呼んで欲しいな。｣
｢…！｣
永瀬｢…なぁ､ダメ？｣
｢……｣
‘‘れん,,なんて言えないよ。
恥ずかしい。
だって、、好きな人の前だから。。
そんなことしたら気持ちが溢れそう。
永瀬｢待ってるよー？3…｣
って…えぇまさかのカウント…？？
永瀬｢2…｣
｢…ッ…れ…nさん…｣
永瀬｢んー？｣
｢…れん…さん…｣
永瀬｢…// れんさんかー笑 まぁええわ。これからそれで。｣
｢…ん…｣
は、恥ずかしい…！！
呼び捨てなんて出来なくて…‘‘れんさん,,って呼んだ。
ふと、せん…いや、れんさんのことを見ると、少し顔は赤くて、照れくさそうに頭をかいてた。
…照れてるんだ。笑
そんな会話をしてたら、あっという間にマンションの前に来てしまった。
｢…ありがとうございました。れん…さん｣
永瀬｢いいえっ。てか､その呼び方慣れんわぁ。笑笑｣
｢…ふふっ｣
永瀬｢また､明日な。｣
｢はい！｣
れんさんに手を振り、別れた。
エレベーターに乗り込み、さっきのことを考えてた。
今日、色々あったけど、少しだけ気持ちも晴れた。
なんだか、少しだけ距離が縮まったかも。
まさか、れんさんと呼べるまで来るとは。。
ドキドキしまくりだった。
男の人のこと下の名前で呼ぶの紫耀が優太ぐらいだもん。
なんだか1歩踏み出せた感じ。
ようやく自分の階について、ついてすぐに自分の家に入った。
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作者名：りな | 作成日時：2020年8月23日 0時
