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その日から1週間後。
私は、毎日でもないけど、永瀬先生のお家にお邪魔してる。
もう週4か週5ぐらい行くようになった。
あと、少しだけ変わったことがあった。
それは、今までやってたコンビニのバイトはやめて、先生のお店で働けることになって。
先生のおかげで。
まあ一応バイトだから、お皿洗いだったり、注文聞きだったり色々してる。
最初は不安だったけど、先生が優しくて、丁寧に教えてくれて、落ち着いて仕事をこなしてる。
永瀬｢休憩入りな？｣
｢はいっ｣
永瀬｢俺も入るなー｣
作業を他の人に任せ、先生と休憩に入った。
永瀬｢今は2人みたいやな。｣
｢そうみたいですね｣
永瀬｢まかない作ったる！｣
｢やったッ！私も手伝います！｣
何気にまかないも楽しみだったりするんだよね。
2人で作りながら、
永瀬｢Aちゃんも上手いんやな。｣
｢そうですよ？意外ですか？笑｣
永瀬｢おん。笑｣
｢…ひどーい！笑｣
そう2人で言い合ってると…
女定員『…こんな所でいちゃついて…付き合ってるの？笑』
ここのお店の先輩が来た。
ちらっと見ると、私を睨み付けた。
永瀬｢…あー､すみません！笑彼女に仕事を教えてただけです｣
女定員『…そう。新人が調子こいてんじゃねーよ。』
そう聞こえるように言って出ていった先輩。
まぁ先輩が言ってることは合ってるかも…
永瀬｢…気にせんでええよ。｣
｢…はい…｣
永瀬｢…嫌やけどここに居る間は我慢しよ。｣
｢…えっ？？｣
先生は、そのあとは何も言わなくなった。
作ってくれたまかないを持って来てくれた。
美味しそうなパスタ。
だけど、それよりさっき先生が言った一言のことで頭はいっぱいだった。
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作者名：りな | 作成日時：2020年8月23日 0時
