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永瀬 side
仕事の帰り道。
車で家に向かってると、見覚えのある子と変な男が見えた。
…Aちゃん…??
よく見ると、何故か服は少しはだけた感じで、ボロボロになってた。
信号待ちで、釘付けになってると、チラ…っと
彼女の正面が見えた。
服は、際どい箇所が見えそうになっていた。
寒いのか、震えて見えた。
…ヤバくない??
あんな格好で、街の中歩いて…絶対あの男、襲おうとしてるで。
このままでは流石にヤバいと思い車を近くの空き地に置いて、その場所に急いだ。
その場所に行くと、男は彼女の腕を掴んでいた。
?「…その人から離れて下さい。」
男『あぁ??』
「…ッ… 永瀬先生。。」
彼女は、泣いていて今にもその場から崩れ落ちそうに。。
それでも腕を離そうとしない男。
永瀬「…良いから手を離せよ。彼女嫌がってんだろ。」
男『…チッ』
そう言うと、舌打ちをしてその場から去っていった男。
「…せんせ…」
彼女は、弱々しく俺のことを呼んでくれた。
俺は、彼女の肩にパーカーを掛けた。
永瀬「…寒かったやろ。これ羽織り。」
「ありがとう…ございます…」
永瀬「…大丈夫?じゃ無いよな、、先生家行こうか。」
そう言うと、いいって言ってたけど、夜も遅いし1人で帰せへんよ。
また変なやつに襲われるかもやし…
俺は、そう説得させて家に半ば強制的に俺の家に向かわせた。
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作者名:りな | 作成日時:2020年8月23日 0時