チャラ瀬くん。〈Ren.N〉 (ページ4)

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そして、帰り道。1人で帰っていた。
あの2人以外あんまり仲良い子しないし…

いつもは3人で帰ってる。1人だから寂しいな。。

すると…

？｢…なぁー｣

そんな声が聞こえてきた。私…？？

周りは私しか居ないし…そっと振り向いた。

｢…あ､､｣

何で…後ろに永瀬廉がいた。

私は、急いで帰ろうとした。でも…

ｶﾞｼｯ

腕を掴まれてしまった…。。

｢…は､離して…｣

永｢…いや。A先輩やろ？｣

一行に離してくれない腕。ぎゅうぎゅう握られ痛い。。

てか名前…何で知ってんの!?

｢…そうだけど､離してッ痛いよッ…｣

永｢…あぁ､ゴメンな一緒に帰ろ？｣

そう言って、やっと離してくれた。ｼﾞﾝｼﾞﾝ痛い。
てかほぼ初対面なのに、めっちゃタメだし、馴れ馴れしい。こういう人嫌い。

｢…いや。｣

どうして一緒に帰らないといけないの？？

永｢…ええやん。もう外も薄暗いし…｣

｢…もう近くなので。｣

…さっきから、拒否ってるのに付いてくる。
なんなの…

もうすぐ家なのに。家なんて知られたくない。

｢…もうここでいいから。またね。｣

そう言って、手前でおわかれしようとした。
けど帰らない永瀬廉。

永｢…そういえば噂で聞いたんやけど､俺の事変な呼び方してるやろ？｣

ｷﾞｸﾞｯ!

…何で知ってんの。。誰からの噂よ…。

｢……気のせいじゃない？｣

永｢…いや､明らかに動揺してるやん。笑
確か…チャラ…｣

｢……ちょっ！！｣

…ヤバい。。ヤバい展開になってきた。。

永｢…やっぱりやん。そんな呼ばれ方初めてなんやけど。紫耀達にめっちゃ笑われたわぁ…。｣

｢…それ､､どこからの噂…？｣

永｢…確か､プリントかノートに書いてあったのを先生や生徒が見て､俺の所に来たって事。｣

…！！

そういえば、授業中退屈しててプリントかノートに
落書きをしてしまった…。。

その時に……

恥ずかしッ…何やってるんだろう…

｢…ごめんなさい｡｡//｣

俯いてる私。顔が見れない……

永｢…意外とおもろいんやな､先輩。笑と言う事でまたなぁ！｣

そう言って、帰って行ってしまった。。

私のバカバカ……！！
あんな事してしまったから…

その先のことを考えると怖くなってきた。

その日から、日常が変わってしまった。。

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