チャラ瀬くん。〈Ren.N〉 (ページ17)

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それから、程なくして2人も来た。

何か、2人に幸せオーラを感じる。
お互い笑い合ってて、入る隙が無いぐらいに。

…付き合ってるのかな､､。。

サクラとは、席が隣だから気まずい…

そんな気持ちのまま授業が始まった。

今日も、ぼんやり勇太とサクラ、永瀬…くんの事を考えながら聞いてた。

いろいろあって、頭が混乱する…。

｢…はぁ…｣

最近の私はずっとそんな感じ。

でも…何故か永瀬くんと居ると忘れられる気がする。彼は、面白くて、優しくて。一緒に居ると楽しいんだ。

そんな事を考えながら授業を聞いてると、
休憩になった。

お昼を食べようと、屋上に行こうとしたら…

先生『おい､島田。最近ずっとぼーっとして､
授業なんて聞いてないだろ？』

そう言って、大声で叱られる私…。。
まだ生徒達が居るって言うのに…

｢…すみません…｣

先生『…お前､それでも生徒会なんか？
向いてねぇよ。辞めちまえばいい。』

えっ……

そんな事まで…

まぁ先生の言うことは一理あるけど、ショックだった。。最近の先生…何だか冷たい…。

｢…ッ…｣

？｢…先生？先輩に何言ってるんスか､
俺の…友達に手を出さないで下さい。｣

えっ…永瀬くん…。。

私の間に入ってきた彼。

先生『なんや､いきなり入ってきて､2人で話してる！邪魔は行け！』

永｢…先輩､行くで。｣

｢…ちょっ…｣

まだ話の最中なのに、腕を引っ張られ
教室を出た私。。

永瀬くんの手はまだ握られてる。

｢…永瀬くん…！手…｣

永｢…昼一緒に食べようと教室に入ろうとしたら
アイツに何か言われてたから､止めに入った。
…先輩のことになるとつい…｣

｢…ありがとう｡｡｣

…助けられてばっかだな。

屋上に着いて、人通りの少ない所に来た。

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