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永｢…Aの気持ち…｣
永瀬くんがそう言った。何故かドキドキ騒がしくなる胸。
…私も、伝えたい…
｢…すk…｣
永｢えっ？｣
｢…私も…好きだよ…？？｣
言っちゃった…
永瀬くんの顔が見れなくて、俯いてると、
ｷﾞｭｯ
手を握られた。
暖かくて、大きい手。
そんな手に包まれて、胸が熱くなる。
永｢…ホンマに？？｣
｢…ホンマ…///｣
永｢…めっちゃ嬉しい…俺も好きやで？？｣
｢…知ってる…///｣
永｢…なんやそれ笑 これから､よろしくな？｣
｢…ふふ､笑 うん…こちらこそ…｣
…両想いってやつ…？？
すごく嬉しい…
永瀬くんは、起き上がり、
永｢…俺の勝ちや！笑｣
｢…は？笑｣
永｢俺､言うたやん！絶対惚れさせるって！笑｣
｢…あ…｣
永｢俺必死やったんやから！笑｣
｢…そうなんだ…///｣
そう言って、イタズラな笑みを浮かべてる。
何だか悔しい…！←
｢…よかったら何か作って来ようか？｣
永｢んー､でもキッチン行ってもご飯も無いし…｣
｢…あ､ゼリー食べよ？｣
永｢あ､おん！あーんして？？｣
｢…しょうがないなぁ…｣
つべこべ言いながら、ゼリーのぶどう味の蓋を開けて、スプーンで掬い、
｢…ほら､あーん｣
永｢ﾊﾟｸｯ おいしッ！｣
｢…はいはい､よかったねぇ｣
そんな調子で全部口に入れてあげた。
永｢ごちそうさま！美味しかったで！｣
｢いーえッ､悪いけどもう帰らなきゃ…｣
ふとスマホを見ると7時を回っていた。
…ヤバい。。
永｢…そっかァ…じゃありがとな？｣
ﾁｭｯ
えっ…
頬に一瞬……
｢……///もぉ…じゃ行くッ…///｣
初めてのファーストキス。。
奪われてしまった。
恥ずかしくて、素っ気なく挨拶をして
出ていったのであった。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：りな | 作成日時：2020年1月31日 23時
