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一通り、公園を見回ったり、屋台が出てて
桜色のわたあめがあって、見てたら永瀬くんが買ってくれた。
「…ありがとう!後で私も何か買ってあげる!」
永「ええよ!そんなの!わたあめあーんして?笑」
「えー笑」
私は、わざとわたあめを永瀬くんの顔面に当てた。
「…ふふっ、写真の仕返しだから!笑」
永「もぉ何すんねん!笑」
「はいはい笑 あーん?」
わたあめをちぎって口に入れてあげた。
永「ん、あまっ!笑Aちゃんも!」
「…えっ?うん、、あー…」
永瀬くんって、ずっと先輩呼びだったよね?
不意に名前を呼ばれて、ドキッとした。
「おいしッ!^^」
2人で、シェアして食べて、あっという間に無くなった。
永「なぁー!腹減った!笑」
「ふふっ、じゃ戻ろッ?」
永「おん!」
レジャーシートの所に戻り、大きなバッグからお弁当を出した。
「じゃーん!」
永「うわっ!めっちゃ美味しそうやん!!」
「朝から頑張ったもん!さぁ食べて?」
永「いただきます!」
永瀬くんは、卵焼きをパクリ。
永「うまい…!Aちゃんの卵焼き最高やわ…!」
「…そんな、、大袈裟だって…」
永「から揚げもッ!」
「ふふっ、お茶も飲んでね!」
永瀬くんは、ニコニコしながらお弁当を頬張ってる。私も自然に笑みがこぼれる。
私も、お弁当をパクパク食べてる。
永「あーん?」
永瀬くんは、口に入れて欲しいのか、口を開けてる。
私は、卵焼きを入れてあげた。
永「んふふ( ˙༥˙ )♡ Aちゃんの卵焼き大好きやわ!」
「…えへへっ///」
何故か、その言葉にドキドキ胸が騒ぎ出した。
私も、永瀬くんに口に入れてもらい、彼はあっという間に平らげてしまった。
永「ごちそうさまでした!あぁ、腹いっぱい…笑」
「…よかった!笑」
永「また食べたいな?」
「…わかった!」
喜んでくれて、よかった。
笑顔が見れてよかった。
楽しい桜見になってよかった。
ある人に会ったせいで、楽しかった空気が
悪くなるなんて……。。
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作者名:りな | 作成日時:2020年1月31日 23時