番外編四話 この本の青年は ページ10
Aは､今日は特に仕事も無く暇だった為､図書館に来た｡
「おや…Aさん､どうしました?」
『仕事が無くて暇で…久しぶりに読もうかなって｡』
エーミールに挨拶と少し話しをして､Aはどの本を読もうか本棚を見た｡
『(相変わらず…色々あるなぁ｡どれにしよう…ん?この本…何だろう?)』
『【名を忘れた青年の話】?』
Aは気になりその本を読もうとしたが､エーミールに止められた｡
「…その本は読んだらアカン｡」
少し低い声で言われた｡
Aはエーミールの方を向けなかった｡
「…この本は此処じゃ無くて､観覧禁止区域の方の本何です｡なので､此処に有ったのが驚いて…つい…すいません｡」
エーミールはAを怖がらせてしまったと思い､一生懸命弁明した｡普段のエーミールに戻り､Aはホッっとした｡
『いえ…此方こそ､勝手にすいません｡』
だが､Aはこの本が何なのか気になった｡
『あの…この本って､どんな内容何ですか?』
聞くと､エーミールは少し悲しそうな顔をしていた｡
「…その題名の通り､自分の名前を忘れた青年の話です｡居場所も何もかも持っていない…世界を恨んだ､名前の無い青年の話｡」
『………』
「!!?Aさん!?」
エーミールの言葉でなのか､Aは泣いていた｡
『…その人は…幸せに､暮らせているのでしょうか?』
Aは何時の間にか､神の姿になっていた｡
「(この人は､全てを背負い過ぎる癖がある…)」
そんなに心配しなくても､良いとどうすれば伝わるのだ?
とエーミールは考えた｡
「その方は…今は､幸せに暮らせています｡だから…」
そんなに苦しまないで下さい｡
Aは､その言葉にまた泣き出した｡
その後は､Aも落ち着き､二人で中庭に足を運んだ｡
今日はとても良い天気だ｡こんな日は､外でお茶でもしよう｡
そうすれば…きっと
今ある悲しい気持ちを､少しは消す事が出来ると思うから｡
なんか…終わり方が可笑しい…
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rina06:shii2525(プロフ) - †ひがん†破壊神さん» ひがん､送るの忘れてた!すまん!出来たよ! (2019年10月16日 22時) (
レス) id: 6ad941ad2d (このIDを非表示/違反報告)
ﾄｼ@堕天使のサブ - †ひがん†破壊神さん» さあ、ひがんちゃん！願い事をいってくれたまえ！ (2019年9月2日 17時) (レス) id: 88fce9fbbf (このIDを非表示/違反報告)
rina06:shii2525(プロフ) - †ひがん†破壊神さん» 良かったなひがん!大事に使わんとな! (2019年8月29日 21時) (レス) id: 6ad941ad2d (このIDを非表示/違反報告)
†ひがん†破壊神 - ﾄｼ@堕天使さん» お姉ちゃんありがとう！好き！ (2019年8月29日 18時) (レス) id: 15257e3fa4 (このIDを非表示/違反報告)
rina06:shii2525(プロフ) - ﾄｼ@堕天使さん» wwひがんむっちゃ券貰うねw (2019年8月28日 18時) (レス) id: 6ad941ad2d (このIDを非表示/違反報告)
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