感情を失った神様と神に恋をした人間 [wrwrd][男主]

番外編1 脅威とお出掛け 後半1 リクエスト ページ29

Aside

ゾムが言っていた丘に着いた｡

『凄い!街が全部見える!!』

zm「綺麗やろ?此処お気に入りでな､夜になるともっと凄いで!」

と､景色を見ながら話してたら時間がいつの間にか過ぎてた｡

『…そろそろ帰らないと怒られるし､帰ろうか｡』

僕は帰ろうとしたらゾムが手を繋いできた｡あれ?デジャブ…

zm「もう少し此処に居ようや｡トントンには俺が言うから｡」

と､少し焦っている様な真剣の様な感じに言ってきた｡

…そんな風に言われたら断れる筈がなく､

『…良いよ､もう少し居ようか｡』

手を繋いだまま､色々な話をした｡

zm「シッマの奴､まぁた書類サボッとってトントンに怒られたんやでw」

『またかよww懲りんな､彼奴｡』

zm「……」

『?…どうした?』

と､聞いたら

zm「可愛えなぁって思って」ﾁｭｯ

と言い､キスをしてきた｡

『なっ!またお前は…止めろってば!!』

と､言った時に風が吹きゾムのフードが取れた｡

まるで､獣の目の様にこっちを見ていた｡目を逸らせなかった｡

zm「無理や､今日ずっと我慢してたんや｡キス…させてぇや?」ﾁｭｯ

『んぅ…ふぅ…はっ』ﾁｭｯﾁｭｸ

其処からは､キスの嵐だった｡

暫くゾムにキスされていたら､インカムがついた｡

tn[ゾム!!お前何処行っとんねん!もう直ぐ夕飯やぞ!帰って来い!!Aも其処居るん?]

トントンから帰って来いと言う連絡だった｡

うわぁ…怒ってるよ｡

zm[今良ぇ所やねん邪魔すんなや!!こんヘタレ!!]

tn[あぁ!!お前粛清されたいんか!あぁん?]

と意気なり喧嘩しだした｡

暫くして､ゾムが

zm「俺ら夕飯食って帰るし要らんねん!!]

tn[帰ったら覚悟しとけよ!!]

…話終わったみたいだ｡ゾムが此方を向き

zm「すまん､勝手に決めて…」

…ゾムと二人で居られるんだろ?

『ゾムと二人で居れるのが長くなるから良いよ｡』

と､言ったらゾムが抱き付いてきて

zm「A〜!!大好きや!」

と､言われた｡少し恥ずかしいけど…

『僕も大好き｡』

と言い､ゾムの顔を見ようとしたら

zm「今顔真っ赤やけん見んといてぇや｡」

と､言われた｡何か…更に恥ずかしくなった｡

zm「Aも顔真っ赤や｡」

『煩い｡』

zm「…うし!覚悟決めた!」

『え?』

ゾムが何かを決心し､離れた｡

その時のゾムの目と顔が､真剣な目と顔だった｡

zm「なぁ…A｡言いたい事と渡したい物があんねん｡」


これイチャイチャしてる?

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