Happy birthday dear Juri!!�� ページ21
『いらっしゃい！
ごめんね、急に』
樹「んーん、てか車運転してる間にお腹減ったわ！」
『遅い時間だからそんなガッツリじゃないけど』
樹「俺がガッツリ食うと思う？」
『思わない笑』
手を洗ってうがいして
リビングに行けばテーブルに並んでる２人分の食事
出来立てで湯気が立ち上ってて、その美味そうな香りに腹がぐうっと鳴る
『んはっ！よかった笑』
樹「もう食べていい？」
『もちろん、食べよ！』
樹「いただきまーす！」
向かい合って食事をするなんてよくある光景だけど、Aの家で２人きりなんて滅多にあることじゃない
前に来た時は牽制するみたいに高地の抜け殻が置いてあったけど今日はそれもなくて、Aの特別になれたような浮き立つ気分
『あ、樹今日どこで寝る？北斗のベッド使う？』
樹「へ？」
『シーツは新しいのがあるし、北斗も樹なら何も言わないだろうし』
樹「え、俺泊まるの？」
『え？泊まらないの？』
キッチンに並んで一緒にお片づけ、なんてシチュエーションを満喫してたら、急に落とされた発言に危うく皿を落としそうになった
北斗も高地もいないのに俺泊まっていいの？
『あー…慎太郎とかジェシーは夜来ると泊まってくから樹そのつもりだった。ごめんね？』
樹「いや、謝る必要はないけどさ。慎太郎もジェシーも、北斗とか高地いるからだべ？」
さすがにメンバーとはいえ女の子１人の家に泊まるなんてそんなこと…
『いない時だけど』
樹「はあっ！？」
何してんのあいつら！
『いつも誰かしらがいるからさ、１人だと寂しいでしょ？って泊まってってくれるの』
泊まってって"くれる"ね。
…うん、まあAが望んでるならいいけどさ
高地は？
樹「ちなみに高地はそのこと知ってる？」
『うん。「部屋に鍵かけて寝ろよ」って言われた。メンバーなのにね』
樹「メンバーでも男なんだからそれが普通の反応なんだよ…」
あれ？Aってこんな無防備だった？それとも俺らがAの内側に入りすぎただけ？
後者なら嬉しいけどさすがに心配だぞ？
樹「ちょっと高地に許可とるわ」
そう言って取り出したスマホのホーム画面に
家を出る前に送ったメッセージの返事
樹「は？」
『樹？どうしたの？』
樹「いや、」
Aをよろしく、じゃねえのよ！
いつものやきもちこーちはどこに行ったんだよ！！！
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う - 裏のお話読みたいです。 (2021年3月15日 23時) (
レス) id: 6a8c898693 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月14日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2021年2月14日 2時
