anan その後 ページ34
Yugo side
『あの、優吾くん…？』
腕の中に抱き込んで肩に顔を埋めると戸惑ったように名前を呼んで背中に手を回してくれるA
好きで好きでたまらない俺の恋人
『言わなくてごめんね？』
抱き締める力を強くしても抵抗せずに背中を撫でてくれて、Aは何にも悪くないのに謝られる
自分が情けなくて仕方ない
Aは仕事でしたことなんだから本来はメンバーとして末っ子の成長を喜ぶべきところ
今だって仕事の合間なのにメンバーが気を遣って2人にしてくれてる
情けない
でも、あんなAは他の奴に見せたくなかった
元々北斗と一緒に色気を売りにしてるけどあくまでパフォーマンスだから黙認できてた。でもそれとこれとは別物だ
シーツの上なんて、恋人として黙っていられるわけがない
今すぐにでも販売中のものを全部回収してしまいたい
俺の中だけで、百歩譲ってメンバー内だけで留めておきたい
でもそんなことできるわけがないのもわかってるからモヤモヤとしたものが胸の中に溜まっていく
『ね、優吾くん。好きだよ？』
密着していた体を少し離して見つめると、Aの真っ黒な瞳には情けない顔をした俺が映る
『私には優吾くんだけだから、ね？』
それでも笑ってくれるAの指には俺の渡した指輪が光っていて、その輝きに救われる気がする
『キラキラ笑顔の優吾くんが見たいな』
Aのそのたった一言で笑える俺は、これから先もAに振り回されていくんだと思う
「好きだよ、A」
『ふふっ、私も好き』
そっと唇を近づけると目を瞑って受け入れてくれる
ねえ、このAを知ってるのは俺だけだよね？
▼
樹「びっくりした…俺あんな高地初めて見たんだけど。嫉妬してんのは何回も見てるけどあそこまでは初じゃね？」
ジ「jealousyこーち」
京「嫉妬というより独占欲？」
慎「樹よくAちゃんに抱きついてるけど、気をつけないと刺されるんじゃない？」
樹「マジで気をつけよ」
北「気をつける云々の前に抱きつこうとするなよ」
樹「うえっ、ここにも重いやついた…シスコン…」
ジ「でもあのAやばかったよね。ゾクってしちゃった！」
樹「いやほんと！○つかと思った！」
北「おいこら」
京「間違っても高地の前でそんなこと言うなよ樹」
樹「でも可愛かったのは事実じゃん？」
京「まあね」
北「Aはいつでも可愛い」
慎「帰りに買ってこ！」
ジ「いっぱい買おう！」
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りん(プロフ) - 美紀さん» 応援ありがとうございます！気儘な更新になりますがお付き合いいただけましたら嬉しいです^ ^美紀さんもお体ご自愛くださいませ。 (2020年5月16日 10時) (
レス) id: 83a2cc8930 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めまして美紀ですSixTONES大好きです大我君と北斗君と樹君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気を付けてくださいね (2020年5月16日 9時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2020年5月11日 6時
