君さえいれば�� ページ42
京「A?どうしたの??」
『……ジェシー、慎、樹
離して』
ジ「A?」
久しぶりに会えた喜びに駆け寄って行った4人に目もくれず真っ直ぐに俺を見るA
その顔に笑顔がなくて
6人のところに帰ってくる時のAは絶対笑顔だから違和感しかない
それを感じたのであろうジェシーと慎太郎と樹は抱きつくのをやめて少し距離をとって、大我は不思議そうにじっと見つめてる
隣の北斗からはまたため息が聞こえた
「A、おかえり」
何はともあれこちらは笑顔で迎えようと、いつものように両手を広げて笑いかけると、Aもいつものように笑顔で駆け寄ってきて腕の中に収まる、、わけもなく
困ったように微笑まれた
「A?」
『ごめん、今日の打ち合わせ明日に回せるかな?
明後日私が出る前でもいいんだけど』
ﾏﾈ「明日は皆さんSixTONESでの撮影だけなので皆さんがいいなら明日に回せますよ」
北「俺は構わないよ
明後日はやめとけ こっちで打ち合わせして夜そのまま舞台に立つの疲れるだけだろ」
『ありがと、みんなは?』
各々が了承の返事を返してる中、俺はぼんやりとその様子を眺める
A、明後日の昼まではこっちにいるのか
『優吾くん、帰ろ?』
「うん」
そっと手を取られて繋がれた
その温もりが何だかとても温かくて、久しぶりにほっと息を吐けた気がした
、、
『ご飯簡単なのでいい?』
「Aがいるなら何でもいいよ」
『もう…明日は帰りにスーパー寄ってちゃんと作ろうね?』
「うん」
家の冷蔵庫を開けてため息を吐くA
何か今日は兄妹にため息を吐かれる日なのかもしれない
『出かける前に日持ちする食材買い込んだの減ってないんだけど優吾くんご飯どうしてたの?』
「Aがいないと家で食べる気にならなくて仕出しの弁当とか、風磨と飯行ったりとか」
あ、またため息
「そんなため息吐くと幸せ逃げるよ?」
『私は優吾くんが元気じゃないと幸せになれないからね?』
伸ばされた手がそっと頬に触れて、そこからじんわりと温もりが広がっていく
ここまできてやっと俺の表情筋は固まってたのか、と気づいた
「俺そんなに笑えてなかった?」
『笑えてたよ
メンバーみんな気付いてなかったでしょ?』
「でも北斗は」
『お兄ちゃんは別 本人も言ってたでしょ?
"高地何年目だと思ってんの"って
むしろ気づいてなかったら引っ叩くよ』
「それは可哀想」
北斗大好きなAがそんな発言するなんて
それを想像したら北斗がどんな顔をするか考えただけで笑えてしまう
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真衣 - おかえりなさい もう大好きな小説です！ これからも無理せず自分のペースで頑張ってください もう何年でも待てるぐらいこの小説のファンです！ (2021年2月9日 19時) (
レス) id: 33f0ecbf3e (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - おかえりなさい！！！りんさんのペースで更新してください！楽しみに待ってます！ (2021年2月9日 16時) (レス) id: 56cef88ba7 (このIDを非表示/違反報告)
Ruru - りんさん！！お帰りなさい〜！入院されてたんですね…。心配でした。ご自身のペースで頑張って下さいね。 (2021年2月9日 15時) (レス) id: 83b58bce5b (このIDを非表示/違反報告)
Ruru - 更新待ってます！ (2020年12月18日 21時) (レス) id: 5e2126ff1b (このIDを非表示/違反報告)
真衣 - いきなりリクエストすいません。 夢主ちゃんと高地くんののろけ話を聞きたいです！ (2020年11月4日 21時) (レス) id: 33f0ecbf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2020年5月16日 7時
