貴方が心の底から笑えるように 【夏油傑】

50話 ページ2

「〜〜！！〜？…！」





誰かが…私を呼んでる…？




誰の声だっけ？




そういえば私何してたんだっけ




長い夢を見ていた気がする。





長い眠りから目覚めるかのようにゆっくり瞼を開けた。




母「！！碧！？わかる？私よ！」





光が眩しくてハッキリとは見えないが、私の目に映っていたのは母だった。




私「お、かさ…？」





長期間喋ってなかったのか、喉がカラカラでまともに声が出なかった。





母「よかった…！もう一生目覚めないかと…！」




私「……」






そうだ、私トラックに跳ねられたんだった。

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