7話 ページ8
確かこの子は……鬼の妹を連れた少年、確か、竈門……炭治郎くわだっけ……？
というか頭がガンガンする。
とてつもなく痛い。
炭［…！血の匂いがする！怪我してるんですか！？］
うわっ、めんどくさくなりそうだなぁ……
と思い私は更に存在感を薄くして逃げようとした。
私［…］ｿﾛ〜
ﾊﾟｼｯ！！
その途端、炭治郎くんに手を掴まれた。
私［ｷｬｯ！？！］
炭［あ、すみません、急に手を掴んだりして……あなたは…確か、、］
私［あの、離してもらっていいかな？］
炭［嫌です。貴方怪我してますよね？]
私［！(隠してるのに)すごいね、なんでわかるの？］
炭［あの、俺嗅覚がさえてるんです。だから、その…感情とか、匂いでわかっちゃうんです。］
焦りながら説明している炭治郎くん。
可愛いなぁ。なんて思いながら
私［ふふ。いいじゃない！それを戦いで活かせたらもっといいね！……じゃあね。
…後、私は炭治郎の妹の味方になるわ。
あなた…炭治郎君を信じる。］
炭治郎くん達を信用する理由は炭治郎くんの妹は人を食べなかった。
それと……2人からは希望の光が見える。
この世界を変えてくれるような希望の光が。
だから信用することにした。
炭［っ！！(この人は、よくいい噂聞かなかった。桃さんって人に悪口を言ったり暴力を振るったりしてるとか。俺はあまり信じられなかったが皆が言っていたから信じそうになってしまっていた……。噂なんかに流されないようにならなきゃ)］
炭［ありがとうございますっ。］
ぽろぽろと炭治郎くんの目から涙が出てくる。
え、私泣かしちゃったよ、どうしよう…
私［あ、ごめん。嫌だったよね。ごめんね、じゃあね。］
炭［違うんです。禰豆子を信じてくれた人が、他にもいたなんて、とても、嬉しいんです。］
私［(あぁ炭治郎くんはすごく優しいんだ。こんな私なんかといたらきっと炭治郎くんにまで悪い噂が立ってしまう……)］
私［炭治郎くん、ごめんね。もう行かなきゃ。］
と言って私は気配を消して逃げた。
炭［え、！まだお話が……！］
炭治郎くんが呼び止めようとしていたことを無視して。
…………なんだか彼といるのがしんどかった。
炭治郎くんの目は何だか私の全てを見透かしているような気がした。
少し。ほんの少しだけ。
怖かった。
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レモン - 花ちゃんナイス〜👍 (11月4日 15時) (
レス) @page28 id: 9fc0619dbf (このIDを非表示/違反報告)
ぴえんはけつの穴 - 悪女系苦手だけどこれはまじですき。てかなんでこんな神作が埋もれてるん？！可笑しいよね？？！！ (10月27日 18時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 花ちゃんグッジョブ！でも夢主ちゃん辞めちゃってる…どうなる？😥 (8月27日 20時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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