悪女に騙されました。【鬼滅の刃】

25話 ページ26

次の日、私は御館様の所へ行き、また柱になった。




その後柱のみんなと会った。



そしてみんなと仲直りをしていった。


　一方的に謝られたんだよね…



　
私が気にしないで、っていったら。



みんな泣いた。




みんなの涙腺もろくなっちゃった？




　よかった。仲直りできて。




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その数日後。



　お館様が、死んでしまった。


無惨のせいで。



私たちは技を使って十二鬼月と戦った。


　そして無惨とも戦った。


そこでは炭治郎くん達がとっても頑張ってくれてた。








　でも…私は力になれただろうか。



そんな感じはしなかった。




むしろ私はみんなの邪魔になってたと思う。


　
　私のせいで死んじゃった人がいる。

隠の人だって、いっぱい死んじゃった。





私は柱なのに守れなかったんだ。


皆、皆死んでいく。




やっと炭治郎くんが無惨を倒してくれた。





だけど本当の悲劇はこれからだった。




炭治郎くんが鬼になった。




それをみんなは必死で止めていた。




禰豆子ちゃんも人間に戻って、炭治郎を止めていた。




その時私はなにをしていたのだろう。



見ているだけだった。


戦えなくなるような怪我をして地面に這いつくばって。




　私は本当に弱い。









　足でまといで、弱い私は生きている価値なんて、あるのか…？




　 分からない……









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翌日




私は今、蝶屋敷で入院してる。



私は生き残ってしまった。


　なんでだろう……


私が生き残っても意味ないのに。


なんで私が死ななかったの…






　柱もこの戦いで3人になった。



私と実弥と義勇。




　みんな死んじゃったんだ。




唯一、生き残った炭治郎くんも片腕が使えなくなっちゃたし


カナヲだって片目が見えなくなった。


実弥は、指が数本なくなった。





それに比べて、私は…？




　無傷だよ。どこもなくなってないよ。


どこも痛くない。



　
　こんなことなら…いっそ







［私が死ねばよかった］ﾎﾞｿ

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