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18話 ページ19

私[はぁ…暇だなぁ。]


 あれからひと月ぐらいが経った。


任務もなく、当然友達なんていない私がよくここまでこれたなぁ。なんて思う。

毎日、同じことの繰り返し。

 起きる。食べる。寝る。起きる。食べる。寝る。起きる。食べる。寝る。

 
……暇だなぁ。

 あ、そうだ


私[久しぶりに、屋敷とかに行こうかな]



前までは柱に会うのが怖かったが、
2の型を使えば行ける。



私[よし。そうなったらさっさと行くか!]



私[スッ]


久しぶりに呼吸使うな。


なんか、懐かしいなぁ。変な感じ。
 


雪の呼吸。ニノ型
  雪の結晶。
 


 ……ふむ。特に問題ないな。

  でもすごく新鮮、使いたてぐらいの



私[まぁ、ちょっとブラブラするかぁ。]



と街をゆっくりと見回った。


いつもは着ない着物を着てみたり、


団子を大食いしてみたり、


飾り物を見ていったり。簪をかったり。

こんなに充実した日初めてかなぁ…




前はこんなにゆっくりしなかったからなぁ。甘露寺さん達といたからそんなにゆっくりできなかった。




[そこのお嬢ちゃん!]


私[え…?私?]


[そうだよ]

私[なんですか…?]


[見ていかないかい?簪。]


私[あ、はい]

って言っても、さっき買ったばかりなんだけどなぁ…

私[…なんか、おすすめ?とかってあったりしますか?]


[う〜ん、嬢ちゃんに似合うものはなぁ… あ!いいのがあるぜ。]


私[?どれですか]



[これだこれ!イメージにぴったりだよ。]

と言われて出されたのは雪の結晶の簪だった。


 
一見シンプルだけど、細部までよく作り込まれている。



 雪の結晶の部分は青色と白色。そして水色ときれいな色。

 
こんなの、私に似合わないよ。雪の呼吸を使っていたけど
ここまできれいじゃないしな。




私[………はぁ]


 ここまで考えて出たのは、ため息。


[なんだ、嬢ちゃん買わねぇのか?金持ってねぇのか?]
 


 なんかこの人、めっちゃ買わそうとしてきて無い…?


私[いや、お金がない訳では無いし…とても綺麗だからデザインは好きなんだけれど…]



[…そうか。]

私[私のイメージには合わないですね。綺麗すぎる。]


[そうか?嬢ちゃんも綺麗だぞ。]

私[っ…]



[たまには冒険してみるのもいいと思うぜ!]




私[なら、買おうかな。…買います!]


[それきた!あんがとな!]

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レモン - 花ちゃんナイス〜👍 (11月4日 15時) (レス) @page28 id: 9fc0619dbf (このIDを非表示/違反報告)
ぴえんはけつの穴 - 悪女系苦手だけどこれはまじですき。てかなんでこんな神作が埋もれてるん?!可笑しいよね??!! (10月27日 18時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 花ちゃんグッジョブ!でも夢主ちゃん辞めちゃってる…どうなる?😥 (8月27日 20時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みょん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年8月6日 17時

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