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「…手、退けろよ」
『…絶ッ対やだ。』
「ッチ…」
おい、舌打ちすな
今どういう状況かと言いますと
「退けねぇともっと痛くすんぞ」
『はっ!?やだ!!そもそも噛むなっ!』
首元を手で覆って必死に抵抗しています。
___て言っても壁ドンされてて尚且つ両足の間に足入れられてて動け無いんですけどね。
これってなんて言うんだって、股ドン?
まぁなんでもいいか
『とにかく退かさないからね』
これ以上首噛まれたらそのうち頸動脈まで持ってかれそう
…想像しただけで背筋が凍る
「…じゃあそのまま固定してろよ」
何か思いついたのかニヤ、と悪い笑みを浮かべる五条
…嫌な予感しかしない
五条はスルスルと私の首元まで顔を降ろしてきた
『な、なに…』
まさか手の甲噛もうってか…!?
うわ、絶対痛いやつ…
私は次に来るであろう痛みに覚悟して目をギュッと閉じた
瞬間
『!?…ぁ…、っ』
「ん、」
ヌル、と生暖かい感触が耳朶を伝う
自分でも聞いたことの無い声が漏れて慌てて口を手で塞いだ
こっちを一瞥したくせに五条は辞める気配がない
それどころか耳輪にも舌を滑らせてきて、ゾワゾワと腰が勝手に震える
『…っ、やめ……んッ…』
「ふーん…お前耳弱いんだ」
そう囁くと五条は耳の穴に舌を突っ込んできた
『〜〜ッ!うぁ…っ』
ぐちゅ、と言う音がダイレクトに脳に響く
何してんのコイツ、っ
このままじゃマズイと思った私は必死に五条の頭と肩を押した
しかしびくともしない
力強すぎでしょ…、!
「ん…、あーあ、ダメじゃん手離しちゃ」
そうまた耳に唇をつけて囁いてくる
しまった、と思った時にはもう首に激痛が走っていて
『ぃ…ッ!!たぁ…』
「っ、じっとしてろ…」
もう勘弁して…
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クリス(プロフ) - 最高! (2021年11月1日 5時) (レス) id: c781421ae5 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
れんか - 五条さんの攻めやば…最高! (2021年2月27日 1時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - 設定が奇想天外過ぎて大好きです。 (2021年2月21日 19時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow - いや攻めのごじょせん最高過ぎんか?? (2021年2月21日 16時) (レス) id: 5100a3c53d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡翠 | 作成日時:2021年2月21日 12時