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『______ていうことがあったのだよ』
「それいきなり私の部屋に押しかけてまで話すことかい?」
『だって硝子今いないんだもん』
最近の五条の変わりようを細かく傑に話した
傑は携帯を触りながら適当に私をあしらう
親友(自称)の話くらい真面目に聞きなよっ!!
『傑はなんか五条から聞いてないの?』
「毎日「Aの首噛みてぇ。泣かせてぇ。」って聞かされてるけど?」
『すんません』
ニッコニコの仏もビックリする笑顔で返されてしまった
ご迷惑おかけしてますほんと………って、いや私が謝るのは違くね???
「で、結局Aは悟のことどう思ってるんだい?」
『どうって…わかんない』
嫌いでは無いけど、好きなのかと聞かれると分からなくなる
なんか問題児を相手にしているような…
あ、でもこの間のはちょっとだけ_____
「…じゃあ、」
『ん?……ッわっ』
トン、と肩を押されてベッドに倒された
いきなりすぎて力入んなかったし、頭にハテナが大量生産される
『傑…?』
「ダメじゃないかA、こんな簡単に押し倒されちゃ」
『え、』
「そもそも男の部屋に入ってきてベッドに座るなんて…誘ってるって思われてもおかしくないよ」
そんなつもりじゃ、と口を開こうとしたら、五条みたいに私の首元に顔を近づけた傑
今日は下ろされた髪からふわりと、
『(____あ、違う、)』
なんだか急に怖くなって傑の肩の服をギュッと掴んだ
傑はそんな私を見てゆっくりと上体を起こす
「…怖い?」
『ぅ、ん』
「悟にも思ってる?」
『…思ったこと、ない、かも…』
「それはAが、悟に気を許してるからじゃないのか」
…ぇ、あ、私五条に今みたいなことされるの…拒んでないってこと?
『〜〜〜ッ!!』
突然自覚した自分の思いにぶわわっと顔が熱くなる
言われてみれば、『痛い』とは思っても『怖い、嫌だ』って思ったこと、っ無いかも
『っわ、わぁぁぁあッッ!!!』
私は傑のベッドから飛び降りて部屋を出た
そして自室へとダッシュした
たぶん過去一速かった
「…っはあぁぁぁ…危なかった」
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ピンス(プロフ) - バチくそドキドキした…夏油… (3月25日 23時) (レス) @page14 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
クリス(プロフ) - 最高! (2021年11月1日 5時) (レス) id: c781421ae5 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
れんか - 五条さんの攻めやば…最高! (2021年2月27日 1時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - 設定が奇想天外過ぎて大好きです。 (2021年2月21日 19時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡翠 | 作成日時:2021年2月21日 12時