虎杖は私の手が好きらしい【呪術廻戦】

嫉妬 ページ9

『お疲れ、悠仁』





「へへ、ありがとな」





今日は1年生3人で2級呪霊3体を祓うという任務

結構すんなり終わったんだけど途中油断して腕を切っちまった

そんなに深くないけどここに来たのは伏黒の怪我のついでと





『ん、頑張ったね』





「…ん」





Aに撫でて欲しかったからなんだよな


頬を撫でている手が心地いい
相変わらず暖かい手、ずっと触れていて欲しい



それは無理ってことくらい知ってるけどさ

Aの手が俺の頬から離れた時、とてつもなく寂しくなるんだ



そんで






『恵もお疲れ』






「ｯ俺は別に撫でなくていい、」






『え〜恵のツンツン頭結構好きなんだよね』






「それ褒めてんのか」






褒めてる褒めてる、と言いながら振り払われても伏黒の頭を撫でようとするA



胸の辺りがズクズクと痛む

最近はいつもコレだ


Aが誰かを撫でようとする度、誰かに触れようとする度に胸が痛む

…いや、俺独占欲強すぎじゃね？


そういや特訓の時も五条先生が頭撫でてもらったって言ってたな…


そんときの事を思い出していると






『いつも思ってたけど恵って肌スベスベだよね』






「別に普通だろ」














Aの手が伏黒の頬に触れていたのが目に入って、









「ｯ〜〜！…ぁ」






『！どしたの？悠仁』







気づいたらAの手首を掴んでいた

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