色気、抑えてください2【呪術廻戦】

色気５３※ ページ11

「ん……ｯんぅ…、A…っ」




『っは、傑…』




柔らかい唇、ギラついた眼、頬を掠める黒髪

久しぶりのAからのキスはあまりにも気持ち良くて、腰が砕けそうになる




「ぅ、……んん…ｯ」



『ん……もっと口開けてくれ…、』




言われるがままに口を開けると遠慮なく奥まで入ってくる舌
ぐち、と卑猥な音を立てて絡めとられる


あー…頭がふわふわする……

…ぁ、まずい……腰…っ抜け＿＿＿＿＿＿




『お…っと、大丈夫か』




「っあ……A、もっと…もっとしてくれ、ｯ」




『言われなくても。その前に…こっち来い、傑』




優しく手を引かれてリビングまで戻ってきた
するとソファーに腰掛けたA

片腕をソファーの背に肘掛け、もう片方の腕で『おいで』と私を手招きする
私は吸い込まれるようにAの上に跨った

そして今度は私から唇を重ねた
するとAは私の後頭部に手を伸ばしてそれに答えてくれる




「んぁ…っ、A…ｯA…んｯ…」




『ん、俺はここに居るぞ、…傑』




甘い、熱い、気持ちいい
Aとのキスはまるで薬だ

荒んだ私の心を溶かし、呪霊の味をみるみる消していく


高専時代から頼んでいた呪霊の口直し
どれだけ美味しい物を食べても、Aとのこの行為に勝る物はなかった


だからAが居ない出張は嫌なんだ


するりと服に入ってくるAの手を受け入れるように、首に回す両腕の力を強めた





































「ぁ…っ！んﾞんッ…！…A、ｯ」




『ん…っ？』




「ッ好き…っ♡、好き、ぃ…♡ｯｯぅあﾞ…っ！？！？」




『あﾞー…ほんっとお前さぁ…ｯ！』

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