色気、抑えてください2【呪術廻戦】

色気５７ ページ15

【※甚爾が出てきます、梵受け地雷の人は逃げてください】




21:00、ちょうど最後の任務が新宿だったから明と現地解散して現在駅前



『着いた……どこに居るんだ…？』



あの人呪力皆無だから俺から見つけれないんだよなー…人も多いし…とりあえず全身真っ黒のゴツイ人探すか

…いやでもまだ1時間も前だし来てないか…あの人が時間以内に来ることなんかほぼないし



「ちょっとアンタが行ってよ…！」



「えぇ！？む、無理無理！あんなイケメン話しかけれない…！！」



「私も無理…！！！」



あと1時間、どっか店に入って時間潰そうかな
俺はとりあえず移動しようと足を踏み出した



「！！ちょっと、どっか行っちゃう！！


あぁああの…！！」




『ん？』



すると、女の子2人組が横から俺に話しかけてきた
動かしていた足をピタリと止める

2人とも頬を赤く染めながら俺を見上げていた
少し腰をかがめて『どうかしました？』と微笑むと、今度は顔全体を真っ赤に染めて震えだした



『だ、大丈夫ですか？』



「ぁ…っ、えっと…良かったらッ、私たちとお茶…ｯしませんか…」



「…っやばい、かっこよすぎて倒れそう…ｯ」




目をぐるぐると回しながらお互いの手を握り合う女の子達
相当勇気を振り絞ってくれたのだろう

ちょうど暇してたし、恥じらいながら誘ってくれた子達を無下には出来ない



『あぁ、いい＿＿＿＿＿』



「おいおい、俺との約束すっぽかしてデート行くつもりか？」



「「！？！？！？」」



するり、と腰に手を回されて体が跳ねた
低いテノールの声が俺の鼓膜を揺らす



『！？び…っくりした……珍しいな、1時間も早く来るなんて』



「心外だな、俺は待ち合わせに遅れたりしねぇよ」



『どの口が…』



暴君にも程があるな全く…時間通りに来たことなんて俺が覚えてる限り片手でしか数えられねぇぞ…

軽く呆れていると、腰に回されていた手を更にグッと引き寄せられた



「すまねぇな、コイツの先約は俺だ」



「は、はい…♡」



「楽しんでください…♡」



『あ、もう遅いから気をつけてね』



「「はい♡」」



「お兄さんもお気をつけて♡」



『？あぁ、ありがとう』











＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

お久しぶりです…

実は最近MHAの小説作ってしまったのでそちらも是非ご覧ください…女主ですがいつかMHAでも男攻め主書きたい…

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