6話 ページ8
『婚活するって言ったはいいものの…』
そんなの生まれてこの方やったこと無いもんだから何をすれば良いのか全く分からない
まずは自分の理想を考えてみる？
やっぱり趣味とかが合う方がいいのかな？
いやそれだけじゃダメだよね…最終的に結婚するって考えたら優しい人が良いな
『んー…』
「何悩んでんだ？」
『結婚の事で………って、相変わらず気配消すの上手すぎ、叔父さん』
苦笑いを浮かべ、振り向きながら高い位置にある顔を見上げると、叔父は目を丸くさせた
「け、結婚…！？お前結婚すんのか！？」
『うん…私ももう27だし…30手前で独身な女性っていろいろ怪しまれるって聞いたし』
でもヨルちゃんの言う通り職場の子には正直に言えばよかった…そしたらこんな悩まなくて済んだのに…
叔父は丸くしていた目を元に戻し「そうか…お前もようやく…」と感動していた
「…結婚してもコッチの仕事続けんのか？」
『もちろん！今日もそれで？』
髪をひとつに纏めながら窓辺に背を預ける叔父に問いかける
叔父はふぅ、と息をひとつ吐いて頷いた
「あぁ。今日もよろしく頼むぜ、【シュガー】」
そんな叔父に私はニコっと笑い、右手の指先を胸の中心に当てた
『了解です【オーナー】』
私は、表は公務員勤務をしている平々凡々な、いたって普通の独身女性
裏では構成員たった2人の殺し屋組織【デザート】の一員だ
なんで【デザート】なんて可愛い名前か？
叔父が甘い物好きだから
【シュガー】も、私が甘い顔してるからって変な理由で付けられた
甘い顔って何…？
…殺し屋組織っぽくないなんて言わないでね
私も実はちょっと恥ずかしいんだから
叔父は適当な性格なんだ
だから組織や
だけど
「んじゃ…東西の平和を乱すやつらを今日もやっつけるぞー！」
『おぉー！』
小さい頃からこの人はたった1人の私のヒーローなんだ
＿＿＿＿婚活も、叔父が私にこんな道を歩ませてしまったっていう罪悪感を消したい、っていう理由もあったりする
言ってあげないけど
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瀬奈 - 早く続きが読みた〜い‼‼‼‼気になる！ (1月26日 23時) (
レス) id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - すみません💦 (1月5日 19時) (レス) id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - (*´ω`*)面白かったです！よかったら私の小説も見てくれないでしょうか？【d!×ヒロアカ】の『wrwrd国の幹部はヒロアカの世界に落ちる』ってやつです！ (1月5日 19時) (レス) id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - (*´ω`*)面白かったです！よかったら私の小説も見てくれないでしょうか？【d!×ヒロアカ】の『wrwrd国の幹部はヒロアカの世界に落ちるってやつです！ (1月5日 19時) (レス) id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - (*´ω`*)面白かったです！よかったら私の小説も見てくれないでしょうか？【d!×ヒロアカ】 (1月5日 19時) (レス) id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠
| 作成日時：2022年12月18日 20時
