78輪 ページ43
ゲンside
『んーー冷たい…』
「大丈夫ｯ！？Aちゃん！」
『大丈夫だよ〜ゲンさん心配しすぎ』
服をパッパと払いながら笑うAちゃんに酷く安心した
「良かった…」
ほんと焦ったんだからね…急に下敷きになるんだからさ…
この子ほんとに自分の命軽く見すぎてる
さっきもまるで躊躇なかったし
『？ゲンさんどうしたの？体調悪い…？それともどこか怪我した…？』
ほらまたそうやって
自分のこと二の次にし過ぎよ、Aちゃん
「ううん、何でもないよ〜」
『なら良かった…』
顔についてる雪を払ってあげた途端ガシャン！と大きな音がした
マグマちゃんが着地した音っぽい
『中の真空管とか大丈夫？』
「おう、無事だ。まーどっちにしろ移動中時々定期点検はしとかねーとな」
クロムちゃんが確認していると
ジリリリリ！
「「『！？』」」
びっくりした……このタイミングでかかってくるってことは…ちょっとズイマーだね〜…
「うるせえ！ぁんだよいきなり！」
「かかってきた！千空からか！！」
「！ストッ…」
『待って、クロム』
電話に出ようとするクロムちゃんを止めようとすると先にAちゃんが受話器を持つ手を掴んで止めた
「？？なんでだよ…」
「止まったぞ？」
『ここでかけてくるってもう要件1つしかない。わざわざ出る必要無いんじゃないかな』
そうでしょ？とこっちに確認するAちゃんに流石だなと関心する
千空ちゃんがAちゃんもこのメンバーに入れた時は、えええ！ジーマーで！？って思ったけどあながち間違って無かったのかも
「うん、見つかっちゃったのよほむらちゃんに
俺らは追われてんの」
「「！！」」
「受話器で話したらケータイ運んでんのがバレちゃうからね〜」
『だから私達は知らん顔してただ進めばいい』
横目でチラっとAちゃんを伺うと凛々しい顔をしていた
俺ら男3人が冷や汗かいてんのに動揺のどの字も見せない
頼もしいね〜…ほんと
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ゆうな - 千空かわよ、千空もらいたくなりますね (2021年4月6日 23時) (
レス) id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 石神千空が大好きな人さん» ありがとうございます、頑張ります。 (2020年5月27日 0時) (レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
石神千空が大好きな人 - この続きめっっっっっちゃ気になります。更新頑張ってください！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - あやめさん» そんなに気になさってくれるんですね笑。 (2020年5月21日 22時) (レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - 最後の続きがめちゃくちゃ気になります！！更新お願いしまーす！！気になって夜も眠れない‥笑 (2020年5月20日 19時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠
| 作成日時：2020年4月22日 23時
