48輪 ページ12
天文台から降りるともう朝日が登っていた
「千空達が手に入れたこれらの石が本物ならば朝日の光で全てが青く輝くはず＿＿＿」
コハクがそう言ってタングステンを見つめたその時
「「「おぉおぉおおお！！」」」
「すごい宝石の山みたい…」
タングステンが蒼く輝いた
いつ見ても綺麗
「みたいじゃねぇ宝石の山なんだよ、ククク超〜〜絶レア金属が中に入った宝だ！」
千空嬉しそう
タングステンを見つめる目は少年そのもので
私の機嫌を良くさせるにはそれだけで充分だった
『♪』
「？やけに上機嫌ね、Aちゃん」
『ゲンさん。…うん、千空の嬉しそうな顔見れた』
「…Aちゃん…ジーマーでゴイスー可愛いね」
『？』
何故か急に褒められたけど…
頭に置かれた手のひらが心地いいから全てよし
「フン何が宝石だ…ちょっと重いただの石じゃねぇか、さんざっぱら掘らしてよ」
「この石で司ちゃん達に勝つんだよ〜」
私の頭を撫でたままマグマの小言に反応したゲンさん
なんでこんなに撫でるの上手なんだろ、なんか動物飼ってたのかな
…そうなると私は動物として見られてるってことかな？
………まあいっか
「敵はジーマーで武力最強の司ちゃんたちだからね〜
こっちは石からなんとケータイを作って情報戦で出し抜いちゃおうって話！」
「…ケータイの心臓部にどうしても熱に負けねぇ金属がいる！！」
あれ、手離れた
目線を上げるとゲンさんの手を軽く払っている千空の姿が
「あら千空ちゃん我慢の限界？♪」
「てめぇ…今までのも全部そういうことかよ」
「ん〜二割正解なんだけどね、八割はただ単にAちゃんが可愛いからだよね〜♪」
ニコニコ笑顔のゲンさんに比べて千空は顔を顰めている
…さっきまで笑ってたのに…
よし
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ゆうな - 千空かわよ、千空もらいたくなりますね (2021年4月6日 23時) (
レス) id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 石神千空が大好きな人さん» ありがとうございます、頑張ります。 (2020年5月27日 0時) (レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
石神千空が大好きな人 - この続きめっっっっっちゃ気になります。更新頑張ってください！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - あやめさん» そんなに気になさってくれるんですね笑。 (2020年5月21日 22時) (レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - 最後の続きがめちゃくちゃ気になります！！更新お願いしまーす！！気になって夜も眠れない‥笑 (2020年5月20日 19時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠
| 作成日時：2020年4月22日 23時
