4話 ページ4
やっと私も食べ終わってコーヒーを一口飲む
目の前の緑谷は相変わらず頬杖をついてこっちを見つめていた
『あの、さ』
「うん？」
『昨日のこと、私ぜんっぜん覚えてなくて』
「………やっぱりね〜…」
ぐーんと椅子にもたれかかって天井を見上げる緑谷
この反応からして、私に記憶がないことを察していたらしい
『昨日何してたかホントに思い出せなくてさ…何があったっけ…？』
「飲み会も覚えてない？」
『飲み会……………………あ、』
飲み会と言われて思い出した
昨日の夜、久々に元A組で集まろうってことになって皆で飲んだんだ
久々に皆に会えて興奮していっぱい飲んじゃった気がする
それはもう記憶がなくなるほど
「思い出した？」
『飲み会は思い出したけど…なんで緑谷の家に…』
「それは…」
顔を赤くさせて口篭る緑谷
何か言いづらい事でもあったのか
緑谷は片手で口元を覆い、途切れ途切れに言った
「Aちゃんが…っぼ、僕に抱きついて…離れなくて…っ住所、聞こうとしたんだけど爆睡しちゃってて…と、とりあえず僕の家にと…」
『えっ』
Aチャンガダキツイテハナレナクテ…
私の仕業じゃねぇか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 660人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠(プロフ) - 森。さん» 私も緑谷が最推しなので自給自足に走りました…ありがとうございます! (4月1日 12時) (
レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
森。(プロフ) - 緑谷の夢少ないので本当にこの作品に巡り会えて良かったです！！！最推しの緑谷にフォーカスが当たってニッコニコです☺️ (3月30日 20時) (レス) @page14 id: 21990a494b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - クロエさん» 愛が重い緑谷良いですよね…ありがとうございます! (3月30日 17時) (レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - ちょっと重めの緑谷最高です！主様には感謝しかないです！ (3月30日 1時) (レス) @page14 id: 7530166c20 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - まるちゃん生麺さん» ありがとうございます!タバコに無知なので全く気がつきませんでした笑 (3月27日 22時) (レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翡翠
| 作成日時：2024年3月18日 22時
