花になりたい彼女 (ページ31)

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29輪ページ31

翌朝

あの後襲われそうになったけど流石に最近お盛んすぎだし明日に支障が出たらダメだから

『じゃあ今日シないのを罰にする！』

って言ったらピタリと止まってくれた

「タイムリミットは数ヶ月！！」

『なんの話？』

回想していると千空が人差し指を立てた

「司の総攻撃が来るタイミングだ。どう見るメンタリスト」

「そうね～司ちゃんぽく考えると＿」

すると突然ゲンさんの髪が伸びて色もかわった

あっという間にミニ獅子王さんの出来上がり

「復活液を牛耳る我々は時が経つほどマンパワーで有利になる。うん…だが相手は千空だ。猶予を与えすぎては火薬の量産を始めてしまう」

『す、すご…』

「似すぎだろテメーの声帯模写…」

まさか声すらも自由自在とは思わなかった…

誰の真似でも出来るのかな？
しかも顔まで似てる…

『あ…大樹と杠は大丈夫なの…？』

「そうだ！殺されたりしないのか！？」

私とコハクが焦りながら言うけど千空は何処か余裕そうな表情だ

私に近づき頭を撫でると一言

「あ"ーそこは問題ねぇ。連中にとっちゃ人質カードだ、粗末にゃしねぇよ」

『まぁ、確かに』

杠は大丈夫だと思うけど大樹がスパイ…んー心配しかない

大声で千空の名前とか作戦とか叫んでなきゃいいけど…

「ククク…そうだつまり、ゲームのルールはシンプルじゃねぇか。司を先制攻撃でブチ潰すために俺らは携帯電話を作り出す！！タイムリミットは春だ…！！」

おまけ

「…ん？Aちゃん首のとこどうしたの？」

『？何かついてる？』

「いや………あ～…」

『え、何』

「昨日の夜は千空ちゃんと盛り上がったの？♪」

『え？……………まさか』

「いや～千空ちゃんほんと大胆ね～わざわざ見える所に付けるなんてさ～♪」

『～っ！千空！！』