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「い、いや！ありがとう！！安心した！！」
「安心した、というのは」
「……あの！
ほら、家まで送ってこうか？とか
聞いちゃってたし
今もほら、一緒に、歩いてるし…！」
「ああ、そういう。…あの、駅、」
「いいよ、どの辺か
分かれへんけど、送ってくよ」
「ありがとうございます。」
…連載継続…！！！！！！！！！！
ご愛読感謝いたします！！！！！！
安心しきった僕に
もう、怖いもんはなくなってた。
もう彼氏居らへんのは分かったし
錦戸さんは、まだこの情報ないし。
やっとチャンスが巡ってきたんや。
「Aさん、」
「そんな呼び方しましたっけ」
「だめですか」
「構へんといえば構へんですけど」
「来週の土曜に花火あるやないですか」
「誘ってくれはるんですか、もしかして」
「え！あ、はい！どーかなて思うて」
「あ、ここ家です。
どうもありがとうございました。
駅まで分かります？」
「多分…！いや、あの、返事は」
Aさんは急にぴたっと止まり、
おもむろに門扉を開け始めた。
本気にされてへんのかな。
思わず次の言葉を聞き直すと
玄関の前で、クルリと道側に向き直った。
そして
「楽しみにしてます」
と言い残し、家の中へ入っていった。
……僕はガッツポーズして
腕を空高く上げていた。
その後、グーグルさんにお世話になりながら
半分迷子で辿る道も、嬉しくて
はくはくしながら歩いた。
。
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ゆうみ(プロフ) - りずさん» ありがとうございます！私のイメージがかなりバレるお話かなあと思っています笑 (2019年9月29日 22時) (
レス) id: 23afaa0b1c (このIDを非表示/違反報告)
りず(プロフ) - この話好きです！！不器用で、でも一生懸命な丸ちゃんが可愛すぎて。ヒロインちゃんの背中を押してくれるすばるくんも、素敵。 (2019年9月29日 10時) (レス) id: 8a21356a9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうみ | 作成日時：2019年8月10日 9時
