今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:102,673 hit
小｜中｜大
. ページ32
.
「この子には才能があるんです。
皆知ってます。
ファンの子らも女の子なことなんて、みんな分かってても応援してくれてるんです。
この子は売れます、多分俺らより早く。
ここで辞めるなんて勿体ないと思うてます。
……これからみやには、辛いこともあるやろうと思います。
やって前例のないことですから。
やけど、みやが最初になるんです。
ジャニーさん俺らに「宮野は特別だから。最初で最後の女ジャニーズだから」って。
みやは道を切り拓いてくんです！
俺らもそれ、支えます。
どんな道かまだ分からへんけど、絶対守りますから。
絶対一人にしませんから。
一緒にそれ支えてあげてくれませんか？
認めてあげてください……！」
そう言ってよこやまくんは、床に付きそうなほど頭を下げてくれた。
私も泣きながら頭を下げた。
お母さんは一言「大学には、行ってや」とだけ呟いた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうみ | 作成日時：2019年3月11日 16時
