��I wanna be your Superman!!【紫】 ページ8
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紫Side
………最悪のタイミングやわ……。
大倉がボケとしては最低な、本気やとすると色々不味い告白を俺らにしてくれたところに本人が来てしまった。
生放送でなかったことだけが幸いに思える。
しかし、これは、どうするか……。
「あのお、皆が私の話してる所に、突撃して、わーって感じやったんやけど……あの、この状況なに…？」
ーーーこっちが聞きたい。
誰も話し出せない妙な沈黙。
みやが引退することを話した時とはまた違う、不思議な居心地の悪さがここにはあった。
「とりあえず、座ってもええかな………えっと座るよ？」
この状況を何とかしようと、みやは自分で席に着いた。
「Aちゃん、俺話あんねんけどさ」
「ん？なに？」
笑顔で返すみや。
これから何を言われるか知らないみやは、まだのほほんとしていた。
「結婚、せえへん？」
「私が？」
「Aちゃんが」
「それが決まってないねん」
「いや、ちゃうねん」
「え？」
「俺と」
「おーくらさんと」
「Aちゃんが。」
「私が」
「うん。」
「………ん？……え？……は！？」
ーーー気付いた。その反応は正しいでみや！
「私達、付き合うてへんよね！？」
「うん。」
ーーーその話さっきしました。
「てか私、誰とも付き合うたことないよね？！」
「言うてたやん」
みやは天を仰いだ…。
「ごめん、一回隣の部屋に行ってもらってええ？
…ちょーっと把握してみるから、一旦、」
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作者名：ゆうみ | 作成日時：2019年3月22日 8時
