【5】宮野さん(女)はえいとです【唐突編】 (ページ13)

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「………なんで、オッケー出したんやろ。
あれ……プロポーズやんな？」

「せやで。ちょっと理攻めで、きしょかったけど」

「……せやね。あれはウケたわ」

『何にせよ、俺はみやの味方や。
アレが言うこと聞かへんかったら、1発でも2発でもかましたるから』

とすばるくんは言い残して帰っていった。

信ちゃんと横ちょとどっくんは、ただただ「ほんまにええんか？？」と繰り返し、

丸ちゃんは何故か意気消沈、

章ちゃんは「何も心配要らへんで」とハグしてくれた。

一応将来を約束した(はずの)おーくらさんはいつもと変わらず「Aちゃん、ばいば〜い」とゆるーく挨拶してきた。

私も思わず「また明日〜」と返してしまった。

……いや、なんか違うわ。

今のはちゃうかったわ。適切やないわ。

…………でもまだそういう好きとかともちゃうし。
かと言って、なんでも甘酸っぱい意識高々期にも入れて無いし。

どうなるんやろう、私………。

今になって、不安になってきた…………。

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