検索窓
今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:22,393 hit

心配 ページ16

京本先輩から夜に連絡が来る、と判ってから、ソワソワしてしまう。

いつもなら、バイトがなければ、ここぞとばかり、部屋でゴロゴロしてるというのに、電話が来たときに取れないなんてことあったら…と思い、いつも後回しの宿題をしてみたり。

夕飯の後も、いつもより早い時間帯に入浴を済ませたりしたから、母は上機嫌だ。


髪を乾かしている時に、携帯に着信が入り、ろくに確かめずに出たのは、京本先輩のおそろしい圧を感じていたから。


A「もしもしっ?!」
 高地 『おぉお?!A出んの早くね?』

A「えっ、チビこーち」
 高地 『チビじゃねぇのよ、何回言えば直せそう?』

A「こーち……」
 高地 『ふはっ言いにくそう…』

A「なんで携帯…」
 高地 『あぁ、ごめん勝手に。母さ…え、あ』

高地母「Aちゃん?まぁ、本当にAちゃんなのね?久しぶり、元気ぃ?」

A「おばさん??わぁ、お久しぶりです!」

高地母「ごめんねぇ、話したつもりでいたから、さぞ驚かせてしまったでしょう」

A「いえいえ、私が聞き逃してただけですから、おばさんも、こーちも元気そうで何よりです」

高地母「何か困ったことあったら、優吾呼び出してね!そのためにも連絡先登録しておいて頂戴!」

A「え?!あ、でもさすがに…」

 高地 『おい〜後は俺が話すから、母さん。あぁ、わかったって!!ごめんごめん、まさか母親に携帯奪われるなんて思ってなかったから、ビビったわ』

A「…確かに、さすがおばさんだよね」

 高地 『母さんがって言うのも有るんだけどさ、本当、迷惑かけることあるかもだし、何かあったら連絡してきてよ』

A「でも…」
 高地 『この年にもなって、母親伝いに連絡取らせるつもり?』
A「あ、それもそっか……わかった」

 高地 『予想が当たってれば、誰かしらAに連絡取る流れになっただろうし?』

A「え、スゴい、そうなの」
 高地 『やっぱり…まぁ、程々でいいから』
A「う…ん?」

 高地 『全部相手に合わせる必要はないってこと。Aのペース、意識しとけよってこと!』
A「そう…だね。うん、わかった」
 高地 『じゃあ、そんだけ〜』
A「ありがとこーち!!」
 高地 『お、スムーズになってきた!はいよ〜』



こーちに、こーちのお母さんとまで話したから、少し緊張解れて、私としては助かった。

必要性→←確認



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
200人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 京本大我 , 松村北斗
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りん(プロフ) - しゅわ。さん» 無知な私に教えてくださっていたんですね、失礼しました。改めまして、ご指摘ありがとうございます。 (2022年4月24日 8時) (レス) id: 28e5d8ff7a (このIDを非表示/違反報告)
しゅわ。(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ〜。 (2022年2月18日 22時) (レス) id: 17f9b038b0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りん | 作成日時:2022年2月18日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。