ヒラメキ ページ12
京本 『まぁ、悪い考えのある幼馴染じゃないってことはわかった』
高地 『Aは、面倒くさがりだから、わざわざ自分から首突っ込まねえだろ。お前らにも、むしろ遠ざかるイメージだわ』
田中 『確かに初対面で、後ずさってた』
高地 『ぶはっ、挙動不審だろそれは』
A「チビこーち…」
高地 『残念でしたぁ、成長期でしっかり背も伸びて、チビじゃないんだわ』
松村 『高地のお兄さんも知ってるのに、名字呼びだったんだね』
高地 『あー、何でだっけ？忘れたけど、謎にこーち兄弟ってセットで呼ばれること多くて』
A「こーちにいって呼んでたせいかな？」
高地 『あ、わりぃ。そろそろ移動しないと講義に遅れるから、切っていい？京本』
京本 『あ、うん。後はこっちでまとめる』
高地 『A、じゃ頑張ってみるわ俺！』
A「あ、うん！ふぁいとー」
電話してたのは時間にするとあっという間だったけど、この美形３人組はまだ帰らなそう。
うぅう、まだお腹空いてるんだけどなぁ…あっ、りんいつの間にか完食してる！！ズルいっ！！！ 脳内で食い意地の張った考えが浮かぶ。
電話を終えて、美少年の京本さんがチビこーちに宣言した通り、話？をまとめようとしている間も、目の前にあるお弁当に気がそぞろになっていた。
田中 『北斗が自ら話に入ってきてたな』(小声)
京本 『高地の話だからじゃん？』(小声)
松村 『聞こえてんのよ』
京本 『俺としては、現状で活躍してる、とは思えないし、もっと努力しないとって思うから、そこの高地の幼馴染さんとは違う意見』
田中 『それに関しては、俺もきょもに同意』
松村 『それは、そうなんだけど……でも俺は、その、仕事のことをさ、信頼を得て繋ぐって言葉にしてもらえたのは、なんか光が射したというか、そういう見方をしてくれてる、高地の幼馴染なら、心配ないかもって思う』
田中 『あー、まぁ、高地の言葉を借りれば、面倒事に自ら首を突っ込まないタイプなんだろうし、つながりを持とうとかいう、邪な考えは無さそうって判断して良いんじゃない？』
京本 『……あ、良いこと思いついた♪』
田中 『きょも？？』
食欲には勝てず、お弁当また、食べ始めてても問題ないよね？と、そーっと食べ残していたおかずに箸をつけようとしていたら、不意に影が出来て、何も考えず、その方角へ見上げると、間近に京本さんの顔があった。
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りん(プロフ) - しゅわ。さん» 無知な私に教えてくださっていたんですね、失礼しました。改めまして、ご指摘ありがとうございます。 (2022年4月24日 8時) (
レス) id: 28e5d8ff7a (このIDを非表示/違反報告)
しゅわ。(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ〜。 (2022年2月18日 22時) (レス) id: 17f9b038b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2022年2月18日 0時
