通話 ページ11
手渡された携帯は、既に通話中になっていて、スピーカーになっていた。
コレは、耳をあてずに話してってことか、となんとか理解するものの、なんて話せばいいのやら？？
とゆっくり長ーい息を吐き出した。
高地 『ええっ？？なになになに』
A「あ、の…チビこーちって、その…高地優吾さん、なん、ですか？？」
高地 『ち、、え、あ、A？？』
京本 『本当なんだ？？』
高地 『おい、突然電話かけておいて、ちゃんと会話しないとか、意味わかんないからな？』
京本 『こっちも訳わかんなかったんだって』
高地 『あ、都内の高校ってAも一緒だったってことか？！』
松村 『高地…』
高地 『あ、北斗もいたのね』
田中 『チビこーちって、あだ名？？』
高地 『勢揃いしてんのね。あー、チビこーちって呼んでたのはAだけだし、小学生になる前とかのちっちぇ頃だけじゃね？？』
A「え、あ、うん。そうかも」
高地 『おばちゃん変わらず元気？？』
A「うん、変わりないよ」
高地 『そっかそっか。家で普通にAの近況とか聞くからさ、久々な感じがしないんだよね』
A「あ、家も言ってたけど、なんか聞き流していたというか、大事なこと聞き逃してたっポイ」
高地 『結構、スゴいことになってんのよ？』
メンバーさん？がいたことで、会話がポンポン弾んで、流れに乗れたみたい。
思っていたよりもブランクを感じずに、話すことができた。
A「ね。昨日テレビ見たよ」
高地 『え、日曜も朝から出掛けるタイプ？』
A「ううん、二度寝して、ブランチタイプ」
高地 『え、だから日曜お昼は、テレビ観てなかったってこと？？』
A「あ、でも両親は毎週観てるみたい」
高地 『なんか、A変わってないんだな』
A「そっちも、芸能人ってカンジがしない」
高地 『あーそりゃあ、そこまで活躍してないし』
A「何言ってるの？！テレビ出てるってスゴいことだよ！！活躍してるよ！！！」
高地 『え、でも』
A「学生やってて、大人と一緒になって仕事もしてるってスゴいことだよ！！ちゃんと、信頼を得て、繋いでるってことじゃん！！！」
高地 『信頼…か…』
A「テレビでしか観てきてないし、詳しくないけどさ。目の前のことに真っ直ぐ取り組んでるからこそ、追いかけてたわけでもない、私の目にも飛び込んできたってことじゃん、活躍だよ！！」
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りん(プロフ) - しゅわ。さん» 無知な私に教えてくださっていたんですね、失礼しました。改めまして、ご指摘ありがとうございます。 (2022年4月24日 8時) (
レス) id: 28e5d8ff7a (このIDを非表示/違反報告)
しゅわ。(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ〜。 (2022年2月18日 22時) (レス) id: 17f9b038b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2022年2月18日 0時
