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あの日からやたらと雨が続いた
予測通りになったはいいが、こうずっと雨だとやることがないのも事実だ
それは私もクルーも一緒で
欲求不満な奴らはやたらと襲ってくるが、きちんと使い物にならないようにしてやっています
…下ネタはここらでやめておこう
さて、そんな私だが現在はキッチンでお菓子作りに励んでいる
１日3食提供してくれるキッチンは4番隊のシェフが試作やらなんやらを作ってくれている
みんなあちこちで火を使っているから船のどの部分よりも暑い
なぜそんなところにいるのか
というのも無性に金平糖が食べたくなったのだ
「と言っても流石に無理だなぁ」
砂糖を鍋で溶かしながら苦笑いをする
金平糖、調べればわかると思うができるのに約2週間
あの形にするだけでも20年掛かるという
ど素人には無理だ
「うーん、なんちゃって金平糖で我慢するか」
沸騰寸前の溶けた砂糖を火から離す
そこにお米を砕いてこな状にしたものをドバッと投入
ぐるぐると混ぜて、お玉でキッチンペーパーの上に小さく分けて伸ばし少しづつ冷ます
その間に型を作って、キッチンペーパーの上にある原液を中に入れた
あとは冷えるのを待つばかりだ
冷蔵庫なんてないから船底の氷室に運んだ
…若干飴みたいになっているが、この際良いであろう
味が肝心なのである
器具を洗い綺麗にしてから、氷室に行くと途中でフォッサにあった
イゾウを探しているらしい
「イゾウ兄を？
なんか珍しいね」
「火薬を貰う約束をしてたからな
お嬢も湿気っちまう前に確認しろよ」
「ああ、了解
私も貰いに行くよ
あと、多分浴場にいるんじゃない？あっちから匂いするし」
「ああ、ありがとうな」
久しぶりにフォッサと話して気分が上がる
…そういえば、ワノ国には本物の金平糖があるんじゃないか？
氷室で固まったなんちゃって金平糖を食べながら思い出した
あとでイゾウに聞いてみようと思った
ちなみになんちゃって金平糖は普通の砂糖菓子になった
コレジャナイ感がすごい
だが飴のような砂糖のようなホロホロ食感が受けたのか
時々兄達に作るようにせがまれるのは、もう少し先の話
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ぽむぽむぽあろ(プロフ) - ふへへへ…夢主ばり可愛いんやけどどうしてくれるん？電車で笑っとる不審者になるやん (2019年7月30日 12時) (
レス) id: b97deb3170 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ - か、神様はここに居た………！この小説大好きです！更新頑張って下さい！ (2019年7月29日 12時) (レス) id: a8a8fc489f (このIDを非表示/違反報告)
シャオシィンサイ - やばっ！！ちょっと見なくなったうちにめちゃ更新してるやないかい！！！←褒めてます)^o^( (2019年7月28日 18時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 初めまして！！このシリーズを2日かけて一気読みしました！！とても面白いです！！ツイッターも勝手ながらフォローさせて頂きました！！ (2019年7月27日 7時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - ありがとうございます！！嬉しいです！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるクラ | 作成日時：2019年7月22日 20時
