【ヒロアカ】愛されることを知らない少女の物語．弐【轟焦凍・緑谷出久】 (ページ13)

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第61話ページ13

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『焦凍、あの二人の言うことは信じんな。』

焦凍「俺はいいと思ったけどな。Aは？」

『嬉しかったけど、恥ずかしい。(ﾎﾞｿｯ)』

焦凍「そうか。恥ずかしがるって、珍しいな。」

！？

聞こえない程度の声で言ったのに聞こえたのか。

『うっさい。

おやすみ。』

私は布団を頭にかけた。

焦凍「あぁ。おやすみ。」

職場体験3日目。夕方

焦凍とエンデヴァーと一緒に保須市内をパトロールしている。

ドカン！

エン「焦凍、緑谷！事件だ。ついてこい、ヒーローというものを見せてやる！」

ブゥブゥ

私のスマホが鳴った。

“出久。”と、表示され、メールが来ていた。

そのメールには位置情報しか無かった。

“江向通り4-2-10 ”

真逆。

『焦凍。』

焦凍「分かってる。行くぞ。」

『あぁ。』

エン「2人ともどこへ行く！」

『“江向通り4-2-10 ”の細道。嫌な予感がする。』

焦凍「そっちが済むか手の空いたプロがいたら応援頼む。友達がピンチかもしれねぇ。」

私達は反対方向へ走った。

急がねぇと。

私はハーフグローブを取り、ポケットに入れた。

『焦凍、浮かしていいか？早くついた方がいいと思う。あいつは遊びでああいうことはしねぇ。多分、ヒーロー殺.しだろ。』

焦凍「そうだな。頼む。」

焦凍を浮かせて、細道の前に来たので、個性を解除した。

細道を進んでいくと、倒れているプロヒーロー、飯田、出久の姿がありヒーロー殺.しは今に飯田を殺しそうなかんじだ。

急がねぇと、飯田が死ぬ。

走りながら、ポケットから、ビー玉サイズの球体を2つ取り出した。

『“業火”』

球体は手毬ぐらいの大きさに変化させた。

焦凍「行くぞ。」

焦凍が炎熱を打つ。

私は球体を高く浮かせて、ヒーロー殺.しの近くに落とした。

ステ「次から次へと…今日はよく邪魔が入る…」

焦凍「緑谷、こういうのはもっと詳しく書くべきだ。

遅くなっちまっただろ。」

『出久は、遊びでこんな事しねぇから、来てみれば…ヒーロー殺.しか。』

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緑谷Aのサポートアイテム
“火炎手毬”
・普段はビー玉サイズだが、炎を直接当てると、手毬ぐらいの大きさに変化する。
・1番初めに炎を直接当ててから10分後ぐらいに元の大きさに戻る。
・2つ装備

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