8話 ページ9
焦凍 side
.
『うちは帰る。』
先生たちが雑魚
焦凍「何言ってんだ。お前。」
俺はAの胸ぐらを掴んだ。
焦凍「帰るだと。
『おまさんには関係ないろう。警察から事情聴取を受けたところで何も無かった過去に戻るわけでも、何かが変わるわけでもない。』
Aは、平然とした顔でこっちを見る。
『離してくらん？帰るき。』
Aはパシッと俺の手をはらい、USJの入口の前まで歩いた。
『あと金輪際、うちに関わらんでね。
関わったら、あんたらが穢れるし、不幸になるよ。
よう言うろう。
双子は吉凶をもたらす存在って、どっちが凶かは
そう言うとAは、さっさと居なくなってしまった。
その後の事情聴取を受け、Aのことを監視しておくように言われ、家に帰った。
焦凍「ただいま。」
冬美「おかえり！焦凍、ケガはない？」
姉さんが玄関で、出迎えをしてくれた。
焦凍「ああ、俺は何とも。Aは？」
冬美「A？帰って来てないよ。」
帰って来てねぇだと、
冬美「珍しいね。焦凍がAのことを心配するなんて。」
焦凍「少しあいつに聞きたいことがあって。」
冬美「そっか。」
姉さんが少し悲しい顔をしていた。
すると、玄関の扉が開いた。
焦凍「A…」
Aは、俺と姉さんが目の前にいるのにも関わらずその横を通り抜けていった。
焦凍「おい！」
Aが部屋に入る前に、俺はAの腕を掴んだ。
焦凍「なんで、お前はあそこにいた！なんで、戦った！なんで、逃げなかった！
それにあの銃は…」
『うるさい。おまさんに関係ない。』
Aは俺の手を振り払って、バンッといきよいよく部屋の扉を閉めた。
閉まった扉を見て、Aと俺の間には高い壁があるように思えた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
澪 - むっちゃ面白いです(*´･ω･｀)更新頑張ってください👍️ (2022年12月30日 18時) (
レス) id: 95f36b5815 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぷぷれす - 土佐弁めっちゃかぁいいです！今度話してみようかな、、、。応援しています！ (2021年7月2日 12時) (レス) id: 65d75c56ec (このIDを非表示/違反報告)
花 - とても面白かったです！応援しています！ (2021年4月23日 21時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
レー - これからどうなるのですか？ (2021年3月5日 22時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 土佐弁って初めて文面で見たけど、可愛いっ！不意に坂本龍馬を思い出してしまったけれど笑笑まだまだ序章でこれから楽しみです！更新頑張ってください！ (2021年2月21日 23時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
