13話 ページ14
緑谷 side
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冷凍庫に入っているように寒い。
「＿くん！」
誰かの声が聞こえる。
「＿りやくん！」
目を開けると、辺り一面銀世界。
隣には、氷柱にくくりつけられた轟くん。
その状況は僕もおなじ。
「緑谷くん！」
その場にいないはずの飯田くんの声が聞こえた。
緑谷「飯田…くん。」
寒くて、今にも寝そう…
飯田「緑谷くん！意識を保って！」
「眠いんなら、寝ればいいだろ。」
轟くんの声がした。
コツコツと靴の音がして、目の前に来たのは白髪の轟くん。
緑谷「轟…くん？」
「轟くんか。まぁ、半分正解で半分ハズレだ。」
アハハ！と、目の前の轟くんが高笑いすると、空間の温度が下がってきた。
「ここで、凍死したら現実のお前も死ぬけどな。」
ここで死んだら、本当に死んじゃうのか…でも、寒くて…もう…
『なんや。おもしろいことしゆーじゃん。うちも混ぜてよ。ええろう。』
いつの間にか轟くんの幻影の背後に轟くんの妹さんがいて、思いっきり顔面を殴り飛ばしていた。
『うちを何も無い空間に閉じ込めるとかええ度胸しちゅーじゃん。』
飯田「轟くんの妹くん、無事でよかった。今までどこにいたんだ！」
『あー、その呼ばれ方腹立つきAでええ。』
Aさんにぶん殴られた轟くんの幻影は立ち上がって、Aさんを睨みつけた。
「どうやってここより極寒のあの場所を抜けたのかは知らねぇが、この攻撃は避けられないよなぁ。」
パチンと、轟くんの幻影が指を鳴らすと、Aさんの右腕に無数の氷柱が現れた。
『ぐっ…』
Aさんは右腕を押さえて、顔を歪ませている。
「お前が俺の顔面を殴った時に、つけた。」
轟くんの幻影は、高笑いしながら、Aさんに近づいた。
『このクソ野郎。その高笑いうるさい。黙れよ。』
「黙れ？死に損ないがよく言うなぁ。もうその右手と腕、凍傷で動かないだろ？」
刹那、轟くんの幻影の体は地面に叩きつけられ、Aさんは凍傷で動かないはずの右手で轟くんの幻影の首を掴んでいた。
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澪 - むっちゃ面白いです(*´･ω･｀)更新頑張ってください👍️ (2022年12月30日 18時) (
レス) id: 95f36b5815 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぷぷれす - 土佐弁めっちゃかぁいいです！今度話してみようかな、、、。応援しています！ (2021年7月2日 12時) (レス) id: 65d75c56ec (このIDを非表示/違反報告)
花 - とても面白かったです！応援しています！ (2021年4月23日 21時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
レー - これからどうなるのですか？ (2021年3月5日 22時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 土佐弁って初めて文面で見たけど、可愛いっ！不意に坂本龍馬を思い出してしまったけれど笑笑まだまだ序章でこれから楽しみです！更新頑張ってください！ (2021年2月21日 23時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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