Halloween Night 【浦.島.坂田.船】 (ページ4)

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IV ページ4

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少し経つと赤髪の男性が帰ってきた。

「はい！これ。」

お皿いっぱいに乗ったスイーツを渡される。

『ありがとうございます。』

マカロンやいちごが乗っていてとても美味しそう。

男性は私の隣に座る。

「食べてみて！美味しいから！」

薄茶色のマカロンを手に取り、食べる。

『美味いっ。』

「そうやろ！これも食べてみて！」

皿の上乗っているアップルパイを指さしていて、それも食べる。

『甘い。』

「でしょ！まだ、パーティ会場にいっぱいあるから行こ！」

『いいです。』

「なんで？」

赤髪の人は少し悲しそうな顔をしていた。

『苦手なんです、、、人が。』

昔、いじめられたのがトラウマで人が苦手になった。花奈はまだ大丈夫だけど。

さ「そっか。それはあそこに行きずらいね。

だから、君の＿＿＿」

途中から聞き取れなかったけど、赤髪の人は何か言っていた。

『今何か言いましたか？』

さ「独り言だから、気にしないで！

そうだ！これ飲む？アップルソーダ」

『ありがとうございます。』

赤髪の人からアップルソーダの入ったワイングラスを貰う。

さ「美味しいから飲んで！」

『いただきます。』

アップルソーダを飲むと、口の中にりんごの味が広がって、とても美味しい。

…けど、、、なんか、眠くなってきた。

花奈を待たなきゃいけないし、起きてないと。

目を擦って、起きるようにする。

さ「眠い？」

『いえ、、、。』

さ「でも、眠そうだよ。」

『友達を待たないといけない、、ので。』

さ「友達が来たら、起こすよ。」

『ありがとう、、、ございます。』

眠気に抗えずに、意識を飛ばした。

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