Halloween Night 【浦.島.坂田.船】 (ページ3)

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花奈に引っ張られ、ハロウィンパーティの会場である館に着いた。

花奈…体力ありすぎだろ。

引きこもりには辛い。

花奈「じゃあ行こう！」

『ﾊｧ、ﾊｧ…わ、わかった。』

会場である館に入ると、駅前のハロウィンパーティほどではないがそれなりに人はいる訳で…

花奈「受付済ませて楽しもう！」

花奈と一緒に受付に向かう。

「HappyHalloween。

2名様ですね。招待状であるチラシを見せてもらってもよろしいですか？」

花奈「はい！」

花奈がチラシを受付の人に渡す。

「拝見致しました。では、ごゆっくりとお楽しみください

___永久に」

花奈と一緒に受付を後にしようとすると、小さな声で聞こえた。

『え？』

「どうかしましたか？お客様。」

『いいえ。』

花奈「ほら早く行くよ！」

『わ、わかった。』

花奈に引っ張られて、会場の奥に行く。

花奈「美味しそう！」

花奈は、テーブルに並んだキャンディーやマシュマロ、クッキー、チョコレート、パンプキンパイを見ている。

花奈「なんか食べよ！」

『私はいいや。人混みで疲れたから休む。』

花奈「えー。」

『まぁ、楽しんでー。』

ひらひらと、花奈に手を振って、人混みから離れたとこにあったソファーに座る。

『疲れる。こんなところ。』

「君、パーティ会場行かなくていいん？」

声のするほうを見ると、赤髪の正装を着た男性が立っていた。

『人酔いしてしまったので、少し休憩を。』

「そっかぁ。お腹すいてない？何か持ってくるね！」

そう言い残して、赤髪の男性は、どこかに行ってしまった。

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