Twenty-one Blood ページ24
轟side
朧月を能力で強制的に眠らせ、ベットに運んだ。
切島「おい、轟。朧月のことどうするんだ。
エンデヴァー達が来たら、朧月のことがバレる！」
轟「それなんだが、朧月から人間特有の気配を感じないんだ。」
切島「そう言われれば。」
轟「多分、このパーカーだろ。気配が消えている原因。」
切島「そうなのか？」
轟「仮説でしかけねぇが。」
このパーカー、見たことがある。
幼少期、まだ俺がこの屋敷じゃなくて、家にいた時、お母さんと一緒に読んだ本に載っていた気がする。
“龍の衣”
黒いパーカーだが、着た者の気配を完全に消す。
ある人間が魔界に迷い込んだ時に龍から授かった物、空想上の物だと思っていたが。
朧月の血を吸血するまで植物系の魔物かと思ったが…。
ただ、ここに上物の血を持つ朧月がここにいることを親父達が知ったら、めんどくさいことになる。
轟「切島、この部屋に鍵をかけろ。」
切島「分かった。」
俺は寝ている朧月の額に触れた。
轟「朧月、俺たちが来るまで絶対にこの部屋から出るな。」
能力を使って、朧月の脳内に伝える。
轟「切島、出るぞ。」
切島「おう。」
俺と切島は朧月の部屋を出て、鍵を閉めて、自室で眠りについた。
1日経って、夜。
ドンドン。
大広間に爆豪達と話していると、玄関の扉が叩かれた。
緑谷「僕、行ってくるね。」
轟「あぁ。」
緑谷が大広間を出ていった。
爆豪「おい。あの女のことどうすんだ。」
轟「部屋に寝かせた。」
上鳴「エンデヴァー達にバレないかだな。」
爆豪「あいつ、本当に何者だ。」
轟「分からねぇ。」
切島「時々、人間界から人を神隠しのように攫っているが、朧月のようなケースは初めてだ。」
轟「そうだな。」
ガチャ。
緑谷「オールマイト達、来たよ。」
緑谷がオールマイト、ベストジーニスト、そして、親父を連れて、3人は俺たちの向かい側のソファーに座った。
オール「久しぶりだね。八百万少女達はもう少ししたら来る。あと、ここに住むから。」
切島「分かりました！」
ベスト「爆豪、問題を起こしてないようで安心したよ。」
爆豪「うっせぇ。」
エン「さっさと本題に入るぞ。
この世界に迷い込んだ人間がいる。」
やっぱり、そう来たか。
ベスト「エンデヴァー、この屋敷にもう1人いるようだ。」
エン「ほう。」
ベストジーニストの近くの空間が歪み、気がついたら、右腕に包帯を巻かれ、宙ずりされている朧月がいた。
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Y - 続きが．．．ほしいいいいいい！下さい！！お願いします！ (2022年7月29日 9時) (
レス) @page29 id: 25717a6dd7 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - とても面白いです。早く続きをみたいです。頑張って下さい。 (2021年6月26日 16時) (レス) id: 9c10c18c2c (このIDを非表示/違反報告)
勝天Runa - とても面白いです！更新頑張ってくださいね！！応援してます！！勝己サイコーー！！ (2021年4月13日 13時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2019年11月17日 1時
