Twenty Blood ページ22
私は覚悟して、目を閉じた。
バン
爆豪「どけデク！」
ドアが開く音に驚いて、目を開けると、緑谷が誰かに蹴り飛ばされた。
轟「大丈夫か？朧月。」
気づけば、私は轟の腕の中にいた。
『轟.....に....爆.....豪.....』
緑谷がいた所には爆豪が立っていた。
爆豪「簡単にデクにやられてんじゃねぇ。」
『ごめん......なさい。』
緑谷は爆豪によって気絶させられていた。
『緑谷は....』
轟「緑谷は大丈夫だ。爆豪、緑谷を頼む。」
爆豪「言われなくても分かってるわ！半分野郎！」
轟「行くぞ。」
轟は私を連れて、私の部屋に入った。
轟「ここに座れ。」
轟に言われた通りにベッドの上に座った。
『緑谷は大丈夫なのか？』
轟「まだ話してないことを話す。その後に緑谷の話もする。」
『分かった。』
轟「前に言った通り、ここは朧月の世界で言う、魔物が蔓延る世界だ。」
『現に轟達は吸血鬼。』
轟「俺は純血の吸血鬼だが、ほかのやつは吸血鬼とハーフだ。」
『は？』
轟「爆豪は人狼、緑谷はゴースト、上鳴はコウモリ、切島はドラゴンとのハーフだ。」
だから、爆豪は人狼とのハーフだから、日光に耐性があったのか。
『なるほど。轟、緑谷が契りって言ってたんだがなんだ？』
轟「契りは吸血相手が吸血鬼の血を飲むことで、吸血相手は他の吸血鬼に襲われなくなる。だが、それは必ず成功する訳では無い。」
だから、あの時緑谷は契りを強制的に交わさせ、独り占めしようとした。
『なるほど。』
轟「緑谷のことだ。緑谷は1年前まで、とても過酷な環境にいた。だから、美味しい食事があると、人が変わったようになる。」
『そうか。分かった。』
緑谷は少し警戒しておいた方がいいか。
バンッ
緑谷について、考えていると、いき良いよく扉が開いた。
切島が急いで入ってきた。
切島「おい、轟！これ見ろ！」
轟「おう。」
轟が切島から手紙を受け取り、中身を見た。
轟「おい！これ。ちっ、あいつが来んのか。」
轟が立ち上がり、手紙をベッドの上に置いた。
なんで、そんなに怒ってんだ？
私は手紙を取り、中を見た。
「明日、お前たちのところに行く。
あと、八百万達をそっちに住まわせる。」
わからん。
轟「クソ親父だけじゃなくて、オールマイトにベストジーニストも来るのかよ。」
『轟、話が読めない。』
轟「悪ぃな。朧月。」
轟が私の目を隠すように手を私の目の前にかざした。
『轟？』
私は突然の睡魔に襲われ、意識を手放した。
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Y - 続きが．．．ほしいいいいいい！下さい！！お願いします！ (2022年7月29日 9時) (
レス) @page29 id: 25717a6dd7 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - とても面白いです。早く続きをみたいです。頑張って下さい。 (2021年6月26日 16時) (レス) id: 9c10c18c2c (このIDを非表示/違反報告)
勝天Runa - とても面白いです！更新頑張ってくださいね！！応援してます！！勝己サイコーー！！ (2021年4月13日 13時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2019年11月17日 1時
