Twelve Blood ページ13
食堂に来ると、料理はもうテーブルの上に置かれていて、爆豪さん達は座っていた。
緑谷「朧月ちゃんは、そこの席に座って。」
『分かりました。』
言われた通りの席に座った。
右隣が爆豪さんで、左隣が轟さん。
「「『いただきます。』」」
みんながテーブルの大皿に乗せられたおかずを取っていく。
私も少し取った。
正直、異界のものを食べるのは怖いけど、餓死するのはごめんだ。
ぱくっ
『う、美味い。』
緑谷「そうだよね。これ全部、かっちゃんが作ったんだよ。」
かっちゃん......爆豪さんか。
は！？爆豪さんが作ったの！？
爆豪「黙れデク！！」
切島「いいじゃねぇか、爆豪。緑谷は褒めてんだから。」
爆豪「クソ髪黙れ！」
上鳴「相変わらずだな。爆豪。」
意外に手先器用なのかな？
....さっきから、とても気になっていたんだけど。
1人を除いて、全員の席の前にご飯と味噌汁がある。
轟さんだけ、ご飯と味噌汁が無く、その代わりザルそばが置かれている。
轟さんはずっと無言でザルそばを食べている。
『....轟さん、ザルそば以外に食べないんですか？』
轟「今日は温かくないそばを食べたかったからな。」
緑谷「朧月ちゃん、気にしないで、轟くん温かくないそば好きなんだ。」
『そ、そうなんですか。』
上鳴「朧月ちゃんって、今何歳なの？」
『15歳です。』
切島「なんだ。同い年か。ずっと、敬語で気になっていたんだよな。敬語じゃなくていいぞ。」
『え、いや。』
緑谷「同い年なら、対等に接したいからさ。さん付けじゃなくていいよ。」
『分かった。緑谷。』
緑谷「呼び捨てなの！？」
『ふつうは呼び捨てで呼んでました。』
切島「いいじゃねぇか。素が見られるんだから。」
轟「そういや、朧月の服を買いに行かないとな。」
緑谷「そうだね。いつまでも僕達の服を着て生活するのはね。」
上鳴「なら、明日行けばいいんじゃね。」
切島「爆豪と一緒に行けばいいんじゃね。」
爆豪「なんで俺なんだよ！！」
切島「爆豪って、服選びのセンスあるし、俺たちの中じゃ1番日光に耐性があるからな。」
爆豪「ちっ。」
なんで、たんたんと話が進んでいるの。
別に服これていいんだけど。
ダボダボだけど。
爆豪「おい。」
『は、はい！』
爆豪「明日10時、玄関前にこい。」
『わ、分かりました。』
舌打ちしながら爆豪は食堂を出ていき、それを追いかけるように上鳴と切島も出ていった。
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Y - 続きが．．．ほしいいいいいい！下さい！！お願いします！ (2022年7月29日 9時) (
レス) @page29 id: 25717a6dd7 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - とても面白いです。早く続きをみたいです。頑張って下さい。 (2021年6月26日 16時) (レス) id: 9c10c18c2c (このIDを非表示/違反報告)
勝天Runa - とても面白いです！更新頑張ってくださいね！！応援してます！！勝己サイコーー！！ (2021年4月13日 13時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2019年11月17日 1時
