episode．3 ページ4
雄英高校入試日。
私は同じクラスの口田甲司と一緒に来ている。
どっちも無口な為、ここに来るまで会話がほとんどない。
筆記試験が終わり、実技の説明を受けて、実技の会場に向かおうとしたら、口田に声をかけられた。
口田「Aさん。実技、頑張ろうね。」
『....ああ。合格しても、私みたいな悪魔には関わらない方がいい。』
口田「悪魔って......Aさんは....」
『じゃあ、2人とも頑張ろうか。』
私は口田の言葉を無視して、訓練場に向かった。
始まってすぐ、ロボットをぶっ飛ばした。
そのまま、適当に戦って、試験は終了した。
数日後。
家の縁側で琴を弾いていると、柚希さんが封筒を持ってきた。
柚希「Aちゃん。」
『なんですか。』
柚希「雄英高校から手紙が来ていたよ。」
『そうですか。』
私は柚希さんから封筒を受け取り、開封した。
中には小さなプロジェクターが入っていた。
『これは。』
すると、プロジェクターが起動し、オールマイトが投影された。
オール「やぁ、八百万少女！筆記、満点！あんな難しい問題で満点を取るなんて凄いね！！
そして、実技の方は
『・・・』
柚希さんは泣いて、私のことを抱きしめてくれた。
柚希「凄い、凄いよ！Aちゃん！」
『ありがとうございます。』
なんで柚希さんが喜んでいるのが分からなかった。
泣いている理由がわからない。
こんなこともわからない私は本当に化け物なんだ。
宗隆「柚希？なんで、Aを抱きしめて泣いているんだ？」
仕事から帰ってきた宗隆さんが不思議そうに見ていた。
柚希「Aちゃんが......雄英合格した.....首位で。」
宗隆「凄いじゃないか！！」
『ありがとうございます。』
宗隆「それなら、居間で今後の話をしようか。柚希、いい加減Aから離れなさい。」
柚希「分かってるわ。」
柚希は私から離れて、居間でこれからの話が始まった。
宗隆「A、合格おめでとう。」
『ありがとうございます。』
宗隆「それでだ。雄英は東京にある。ここから雄英に通うのは少しきつい。それでだ。静岡に私たちの別荘がある。そこに一人暮らしをするのも手だ。」
『分かりました。』
そんなこんなで私は中学を卒業したあと、静岡にある別荘で一人暮らしを始めた。
それなりに広い日本家屋だった。
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猫築かなめ - 好きです！面白いですね、更新頑張ってください (2020年8月21日 23時) (
レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
麻里 - お疲れ様です。続き、たのしみです。更新、頑張って下さい (2019年9月20日 21時) (レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美貴(プロフ) - 早く続きが読みたくなりました。応援してます。頑張って下さい。 (2019年9月16日 20時) (レス) id: 2e01491128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2019年9月16日 17時
