episode．13 ページ14
口田side
Aさん.....帰っちゃった。
中学の時も同じだった。
なんでそんなに他人と関わるの嫌うんだろ？
百「A......」
蛙吹「ヤオモモちゃん。本当はなんて言おうとしたのかしら？」
芦戸「ヤオモモ、Aと違うこと言おうとしてたよね。」
百「Aは.......双子の妹ですわ。」
「「はぁ！？」」
百「個性が発現する前まではとても仲が良かったのですが、個性が発現してからはAとは会えませんでしたわ。私はAとまた昔みたいに戻りたいだけなんですわ。」
そう思っていたんだ、百さん。
僕は中学校、Aさんと一緒だったけど、何も話そうとしてなかった。
緑谷「それならさ、みんなで百さんとAさんの仲を取り戻そうよ！」
「「やろう！」」
切島「緑谷、いいこと言うな！」
緑谷「そうかな？百さん、Aさんの好きなものとか分かる？」
百「いいえ。Aは小学校に行く前に岩手の叔母様達の家に行ってしまったので。」
耳郎「そう言えば、口田。あんたAと中学校一緒じゃなかった？入試の時一緒に来てたよね。」
！？
僕に話を振るの？
口田「たっ確かに僕はAさんと中学校一緒だけど。Aさん中学校の頃から無口で他人と関わろうとしなかったからよくわからないよ。」
百「甲田さん。些細なことでいいので分かることはありませんか？」
口田「よく推理小説読んでいたよ。あと、全国模試で全国一位を取っているぐらいしか、わからない。」
「「ぜ、全国模試一位！？」」
口田「そう。」
Aさんは頭がよかった。
それによく周りを見ていて、困っている人は助けていた。
それが何であろうと。
Aさんは自分の命がどうでもいいと思っているみたいに他人に尽くしている。
緑谷「直接、Aさんの家に行ってみたら？口田くん、Aさんの家わかる？」
口田「分からない。」
緑谷「そうか。どうすればいいんだろう。」
ガラッ
相澤「おい、お前らそろそろ下校時間だ。時間前には帰れよ。」
「「はい！」」
切島「それじゃぁ、反省会終わりだな。
みんなまた明日な！
あと、みんなで八百万姉妹の仲を取り戻そうぜ！」
「「うん！」」
百「皆さん、ありがとうございます！」
芦戸「いいの！だってクラスメイトだもん！」
みんながクラスを出ていきそれぞれ帰っていった。
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猫築かなめ - 好きです！面白いですね、更新頑張ってください (2020年8月21日 23時) (
レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
麻里 - お疲れ様です。続き、たのしみです。更新、頑張って下さい (2019年9月20日 21時) (レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美貴(プロフ) - 早く続きが読みたくなりました。応援してます。頑張って下さい。 (2019年9月16日 20時) (レス) id: 2e01491128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2019年9月16日 17時
