【ヒロアカ×刀剣乱舞】轟家の失敗作少女の個性は"刀剣乱舞" (ページ27)

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第24話ページ27

焦凍side

マイク《「今回の体育祭両者トップクラスの成績！！まさしく両雄並び立ち今！！
緑谷対轟 !!
START!!」》

ズアーー

俺はさっさと終わらせるために緑谷に向かって氷壁を打つ。

SMAAASSSHHH！！

だが、緑谷の個性で壊された。

焦凍「やっぱ、そう来るか......」

マイク《「おオオオ！！破ったあああ！！」》

パキ

もう一度、氷壁を打つ。

SMASH！

マイク《「まーーた、破ったあ！！」》

また、緑谷は個性を使って破った。

焦凍「ちっ。」

緑谷の指は個性の反動で2本やられていた。

さっさと場外に出ればいいものを。

焦凍「お前は......」

緑谷は何かを見てるようだが、俺には関係ない。

パキパキ

もう一度、氷壁を打つ。

SMASH！！

緑谷「んぬ“っ！！」

緑谷は個性で氷壁を破壊したがまた、指が1本やられていた。

焦凍「耐久戦か。すぐ終わらせてやるよ。」

また、氷壁を打つが、緑谷に壊される。

もう一度、氷壁を作り、それに登り、緑谷に近づく。

緑谷「っくしょっ....！」

緑谷に氷壁が破壊されたと同時に飛び、着地と同時に氷で攻撃する。が、緑谷は避けた。

マイク《「轟、緑谷のパワーに怯むことなく近接へ！！」》

そのまま緑谷が避けた方に氷壁を放つ。

氷壁で緑谷の片足を凍らせた。

緑谷はさっきよりも高火力で氷壁を壊した。

焦凍「さっきより高威力だな。近付くなってか。」

緑谷「うゔゔ」

風で場外に出されそうになったのを自分の背後に氷壁を作り、防ぐ。

焦凍「守って逃げるだけでボロボロじゃねぇか。」

俺はクソ親父がいる方を見た。

焦凍「悪かったな。ありがとう緑谷。おかげで...奴の顔が曇った。

その両手じゃもう戦いにならねぇだろ。終わりにしよう。」

俺はとどめの氷壁を緑谷に放った。

マイク《「圧倒的に攻め続けた轟！！とどめの氷結を＿＿」》

緑谷「どこ見てるんだ！！」

SMASH！！

焦凍「ぐっ......！」

壊れた指で...！

焦凍「何でそこまで...」

緑谷「震えてるよ。轟くん。

“個性”だって身体機能の1つだ。君自身、冷気に耐えられる限度があるんだろう！？

で、それって、左側の熱を使えば解決出来るもんなんじゃないのか.....？

.....っ！！皆、本気でやってる。勝って、目標に近付く為に....っ、1番になる為に！

半分の力で勝つ！？まだ僕は君に傷一つつけられちゃいないぞ！

全力でかかって来い！！」