第7話 ページ9
焦凍side
Aに暴言を吐いてしまった。
Aは何も悪くないのに、クソ親父に腹立っていて、Aに八つ当たりをしてしまった。
俺はAに謝ろうと、Aの部屋の前に来ている。
ﾄﾝﾄﾝ
焦凍「A、昨日は悪かった。謝りたいんだが、入っていいか？」
中からは応答がない。
焦凍「A？」
Aはいつもなら何か言ってくるはずだ。
焦凍「入るぞ。」
ガチャ
中には誰もいなかった。
遊びにでも行っているのか？
でも、Aはだいたい家で本を読んでいる。
そう言えば、この部屋に入ってから違和感を感じる。
その部屋には必要なものが何も無かった。
焦凍「まさか！」
Aは家出したのか！？
Aの机を見ると、引き出しが少し開いていた。
その引き出しを開けると、俺宛の手紙が入っていた。
「焦凍。私はもうここに居られない。どっか遠い所に行ってくる。焦凍は立派なヒーローになってね。」
焦凍「A！？」
俺は泣いてしまった。
Aは母さんと同じで憔悴していたんだ。
それでも、俺のそばにいてくれた。
それなのに俺はあんなことを言ってしまった。
Aはもう、いない。
俺はAのために立派なヒーローになってやる。
そう決意して、数年後雄英高校ヒーロー科に入学した。
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ゆぎ(プロフ) - 成程。格好良いですもんねー (2020年3月5日 10時) (
レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - ゆぎさん» セリフが好きなので… (2020年3月5日 6時) (レス) id: 77e3841a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎ(プロフ) - FGO? (2020年3月5日 0時) (レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - すずさん» 了解です！ (2020年2月3日 22時) (レス) id: 77e3841a3d (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 博多くんを出して欲しいです…^ ^ (2020年1月25日 14時) (レス) id: 5590c2c340 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2019年8月15日 20時
