【ヒロアカ×刀剣乱舞】轟家の失敗作少女の個性は"刀剣乱舞" (ページ19)

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第17話ページ19

焦凍side

爆豪「てめぇの個性はなんだ。」

飯田「爆豪くん、年上に向かってその口調はないと思うぞ！」

『別にいい。私は君たちと同級生だから。』

「「はぁ！？」」

俺たちを護衛する時の政府の人間が同級生って言うのは驚いた。

時の政府の構造は
長官はある家が代々継ぎ、
その次の死神っていう地位が、普通の人が取れる最高地位。

同世代で最高地位にいるってすごいな。

『個性の話か。私は個性3つ持っていて.....説明するより、見せた方が早いか。』

霧氷さんは、右手から氷の結晶を出した。

『1つ目は氷。』

パチン

霧氷さんが指を鳴らすと、日本刀が刺さり桜が舞った。

『第1部隊。顕現せよ。』

「……大倶利伽羅だ。別に語ることはない。慣れ合う気はないからな。」

「乱藤四郎だよ。……ねぇ、ボクと乱れたいの？」

「大和守安定。扱いにくいけど、いい剣のつもり」

「あー。川の下の子です。加州清光。扱いづらいけど、性能はいい感じってね」

「すみませーん。こっちに兼さん……和泉守兼定は来てませんか？
あっ、僕は堀川国広です。よろしく」

「よっ。鶴丸国永だ。俺みたいのが突然来て驚いたか？」

褐色肌の人とピンク色の髪の人、新撰組の羽織を着た人、赤いストールを巻いた人、律儀そうな人、全身白ぽい人が出てきた。

「「すげぇ！！」」

みんなが席を立って、刀剣男士の方に寄っていった。

峰田と上鳴は乱藤四郎の方に走っていった。

峰田「び、美少女が…」

上鳴「なぁなぁ、後でお茶しね？」

乱「僕？美少女って言われるのは嬉しいけど僕は男だよ？」

峰田/上鳴「「なっ！」」

飯田「すまない。2人には後で怒っておく。」

飯田は上鳴と峰田を乱藤四郎から遠ざけた。

乱「僕は大丈夫だよ。あっ、髪飾りがないや。主さんに作ってもらおう。」

乱藤四郎は霧氷さんの方に行った。

乱「主さん！スイートピーの髪飾り作ってよ！」

『私の個性は創造じゃない。』

乱「いつも作ってくれるじゃん。氷の髪飾り。」

『氷の華。』

霧氷さんは右手からピンク色のスイートピーを氷で作りだした。

『ほら。』

乱「ありがとう！！」

俺はそんな様子を席に座ってみていた。

伽羅「そんな様子を見てて楽しいか？」

いつの間にか隣に大倶利伽羅が立っていた。

焦凍「さぁな。」

伽羅「あいつは凄いやつだ。身内がいないのに6歳で時の政府に入って、8歳で最高地位の死神の1人になった。」

身内がいないってことは

家出して時の政府に入ったのか？