【ヒロアカ×刀剣乱舞】轟家の失敗作少女の個性は"刀剣乱舞" (ページ11)

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第9話ページ11

焦凍side

マスコミが侵入してきてた日の休み時間。

麗日「ねえねえ。皆見た？」

緑谷「どうしたの麗日さん。もしかして、さっきすれ違った人のこと？」

麗日「そうそう！」

芦戸「麗日。誰を見たの？」

麗日「さっき、ミッドナイト先生が女の人を連れて歩いていたんだよ！」

飯田「あの人か。」

八百万「どんな人でしたの？」

麗日「赤髪で、ショートカットの女性だったの。でも、左側を隠していたんだよな。」

緑谷「そう言えば、その人。薄青のマフラー付けていたよね。」

焦凍(「薄青のマフラー？赤髪で薄青のマフラー、Aに似ているのか。でも、Aはもう.....居ないんだ。」)

飯田「今は春だから、マフラーはちょっと暑くないのか？」

切島「飯田のあのコスチュームよりは暑くないと思うぞ。」

焦凍「その人ってどんな感じなんだ？」

切島「イケメンが、食いついた！？」

もしもその人がAなら、ちょっとでも希望をかけたい。

麗日「赤髪でショートカットで、薄青のマフラーをしていて、着物を着ていたよ。」

焦凍「...そうか。」

上鳴「なんで、残念そうなんだよ。」

Aは死んでいるかもしれないんだ。

クソ親父はAの失踪届を出したが、探す気がなかった。

Aが失踪した後、俺はAが行きそうな所を見に行ったが、いなかった。

死んでいるんだろう。

俺はAが死んだかもしれないことが、まだそう思えない。

もうAを探すのはやめよう。

俺はクソ親父のことをAと母さんの個性で完全否定する。