【ヒロアカ】最凶個性“無限“少女［轟焦凍］ (ページ29)

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episode．28 ページ29

先生side

オール「危険度Aランクのトネール！？」

ミッド「別名、雷神ね。

ヒーローと敵(ヴィラン)を比べても、トネールは電気系の中でいちばん強いと言われている。

でも、なんでそんな人物が今回、死柄木と組んだかよね。」

塚内「本人に事情聴取したところ、「最愛の妹を引き戻す為。」と、言っていた。」

オール「最愛の妹？」

塚内「その最愛の妹の名前を聞いたところ、“A”とだけ。」

ミッド「無窮Aちゃんの事かな」

オール「あの時、アネモス達が無窮少女に向かって“あなたが消えたあと、私たち、敵(ヴィラン)にあなたのような瞬間移動の個性は偵察要員として使えることに気づいたの。”って言っていたところを見ると.....」

根津「無窮さんは家族が敵(ヴィラン)だと知って、逃げた。

彼女は今どこにいるのかな？」

ミッド「自宅待機っていているから自宅だと思うわ。」

根津「ミッドナイト。無窮さんに電話かけてもらってもいい？」

ミッド「分かりました。」

ミッドナイトは会議室の電話で無窮に電話をかけた。

《『はい、無窮です。』》

根津「無窮さん、君に聞きたいことがあるのだけど、答えてくれる？」

《『私が答えられる範囲であれば。』》

塚内「僕は塚内直正。刑事。無窮さん、君に何個か質問がある。

君の個性届では“無限(インフィニティ)で出ているけど、中学二年生までは無個性で登録されてた。なんでかな？」

《『それはアイツらが私を敵(ヴィラン)として育てようとしていたから。』》

根津「無窮さん、君の個性“無限(インフィニティ)”ってどういう個性なのかな？」

《『時を止めるなど時間に関係することは出来ませんが、その他ならなんでもできます。』》

根津「わかった、ありがとう。

家族が敵(ヴィラン)だって、知ったのはいつかな？」

《『中2の冬に。

それを知った後は家を抜け出しました。』》

根津「家がどこにあるか分かるかい？」

《「京都です。今あるかは分かりませんが。」》

塚内「家族の本名、個性は言える？」

《『無窮風雅個性：風
無窮美土李個性：土
無窮迅雷個性：雷

ぐらいしか知りません。』》

根津「ありがとう。今日は家から出ないでね。」

《『分かりました。』》

無窮との電話が切れた。

根津「これからどうかな」